台風25号は7日に北海道を横断する予定

 晴れ、気温4度。外の気温が何度か知らずにいたがこれ程寒いとは知らなかった。コートが必要な気温である。

 台風25号は、予想よりもスピードを上げ北海道には7日の朝に到達しそうである。台風24号は、停滞しながらの進行だったため被害が大きかったが、台風25号は、今までの軌跡を見るときれいな右カーブを描いた典型的な秋の台風の進路を辿っている。ここまできれいだと進路を予測しやすくなる。

 台風25号の中心気圧は965hPaとなっており、勢いも「かなり強い」から「強い」に代わり台風24号ほどの被害を与えることなく通過しそうである。しかし、その強さを保ちながら北海道を通過するのかそれとも強さを弱めながら通過するのかで被害の程度は変わってくると思う。予想では、最大瞬間風速が40m/sから35m/sとなっており、もう少し勢力を弱めてくれればある程度被害は起きない風となる。

 勢力を弱める理由は、台風が海水温の低いところを進むことによる。台風は海の水蒸気からエネルギーをもらうため海水から水蒸気が立ち上る量が多ければ多いほどすなわち海水温が高いと勢力を大きくする。もう一つエネルギーをロスするのは、海上ではなく陸地を進むことで風が乱れそれにより中心に吹き込む風の勢いがそがれることで勢いは弱まる。

 

 折角の連休で、震災の後で観光客を呼び込もうとしているこの時期に台風の直撃の影響は大きい。だから、できるだけ穏便に通過してもらいたいものである。