ゴーン地に堕ちる

 雨、気温は1度。零下まではいかないが寒さは結構感じる。やはりまだ体が寒さになれていないようだ。

引用 サンスポ(https://www.sanspo.com/geino/news/20181119/sot18111922060011-n1.html) 

日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者が金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されたことを、同容疑者がトップを務める自動車大手ルノーの本社があるフランスなどのメディアは速報し、「日本で落ちた『戦勝将軍』」などと伝えた。

 昨日、NHKのニュースを見ていたら日産のカルロス・ゴーン会長の逮捕の文字が、何事と見ていたら内部告発ということらしい。そのあと日産社長の会見があったが、既にゴーン氏は、日産内部で味方はいなかったようである。会見でも社長は、完全に見放した感じでしゃべっていた。

 カルロス・ゴーンの功績は大きい。不振の日産の息の根を吹き返させたことは日本人のトップでは不可能だっただろう。それほど彼の力は強力であった。その彼の功績を考えれば今回の件は、権力の座に居る期間が長すぎた弊害がもろに出たということになる。

 クーデターの様相だが、それ自体は社長は否定しているらしいが、間違いなくクーデターである。その後釜に座る人物は、相当の覚悟が無いと混乱の中、日産を支えるのは相当困難なことである。火中の栗という言葉がふさわしい。