災害

 曇り、気温はマイナス8度。寒さはいや応なしに体を凍えさせる。外にいると頬が外気にさらされ冷え切り、そのまま家に入るとポ~ッと暖かくなる。軽度の凍傷である。

 もしこの時期にあの秋の地震があれば、被害はあの時よりも大きくなる可能性がある。不幸中の幸いであの時だったからあの程度の被害で済んだのだと思う。できるなら1月、2月の厳寒期に地震などの災害が起こらないで欲しいと願う。



引用 時事通信https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122501798&g=int) 

インドネシア政府は25日、スンダ海峡に面するジャワ島とスマトラ島の沿岸を襲った津波による死者が429人になったと発表した。発生から3日たったが、154人が行方不明となっており、捜索救助を急いでいる。

 この時期起きた津波の被害、遠い南洋の地域で起きた出来事であるが、あの東日本大震災の記憶がまだ残っているので、その記憶がよみがえる。

 自分は実際東日本の震災の被害に遭ったわけではなく、それほど被害もなくその後も暮らしていたのであるが、その自分でさえもあの津波の映像を見るとそれを自分も体験したかのように感じてしまう。それは、直後ではなく、ある程度年月が経った後でも強くなる。ある意味、体験せずに得た疑似記憶になるのだろうが、実際の映像が蘇ってくる。

 今回インドネシアで起きた津波被害は、日本の海岸沿いでも起きうることである。そのことは、あの震災の時に生活していた人ならだれもが共通して持つ記憶だと思う。それは、身近に存在する危険になってしまった。


 地球が安定した状態であれば何の問題もないが、地震や火山の噴火、更には異常気象というように、絶えず人間が安定と信じている日常に変化を与える。そのことは、意識の底にあるのだけれど、不意にそれは訪れるため心と体にダメージを与えてくるものである。

 自分も油断せず、真冬に大地震が起きる可能性があると考えて行動しようと思う。