冬に地震が起きたら

 曇り、気温はマイナス8度.風が少し強いため体感温度はそれ以下.何度も書いたが、あの地震が今の時期に起きたらと思うとぞっとする.かなりの凍死者が出てのではないかと思う.あの時期に起きたのは不幸中の幸いだった.

 

 あの後、災害に備えた準備を強調するけれど準備を促すだけで国や地方自治体が具体的に冬の災害発生に備え何をしてくれるのか具体的にははっきりしない.起きてしまってから反省してもらってもこまる案件である.

 

 自己責任が強調されても自己責任だけで完結できる話でもなく、備えてあっても緊急に避難する必要があった場合の避難場所の確保と移動手段があるのか、冬の北海道なら除雪が行き届いていなければ道路は通行できない.停電や燃料の供給がストップしたが、それが確保できなければ救援体制が取れないのではないかと思う.

 

 喉元過ぎれば熱さ忘れるではないが、被害の修復が収まれまそれで終わりと行かないところが自然災害の恐ろしさで、いつ何時そういった被害に遭う可能性が今の今でも考えられる.

 

 こう書いていてもやはり結論は、自分の身は自分で守るしかないだろう.