日本代表 対イラン 3-0

 曇り、気温はマイナス2度.少しずつだが雪がふる.それも湿った雪だから結構雪を捨てるにも力がいる.

 

 昨日の夜は、午後9時ころに寝落ちしてしまい、午後11時に一度目が覚めたのでそのままテレビで日本代表の試合を見ることになった.それでも前半はまだ半分覚醒状態で所々夢の中に落ちる状態であった.だから前半の好機で覚えているのは開始直後の原口選手のシュートくらいである.

 それ以外に目覚めた時に見ていたのは、イランのロングフィードからの相手ワントップのヘディングばかりである.

 ハーフタイムには目が覚め、試合を真剣に見ることになる.相手の攻撃は、キーパーからディフェンスラインからのロングボールを放り込む単調な攻撃で却って日本もそれに対して準備していたのかそれほど慌ててはいないようだった.

 

 それでも相手が攻撃時ピッチをワイドに使い選手たちが広がるため、日本側もそれに合わせ広がるために守備のプレスが中々かかりにくい状況でボール奪取に苦労するとともに、距離が広いため正確なパスで無いと相手にカットされるという繰り返しであった.

 それも相手側の足が徐々に止まり始めるとプレスが弱まり始めそれと同時に日本のパス回しがようやく成功し始める.相手の守備も徐々に後ろに重心がかかるとロングカウンターもそれに合わせて走りこむ選手も減ることでプレスでボールを奪える状況になった.更にシュートも枠をとらえることはFKの一発くらいで怖さはそれほどなかった.

 

 日本も南野選手が相手ペナルティーエリア内での接触から倒れ、それを相手選手たちがダイブだと審判に抗議する隙をついてあげたボールを見事に大迫選手がヘディングで決めて先制すると、相手も1点を取らなければと前掛になるところをカウンターを繰り出し、その後PKと原口選手の相手の息の根を止めるシュートで試合を決めた.

 

 そのあと、イラン側選手と日本側選手がもめていたが映像ではハッキリその場を移さないものだから少しグダグダになる.

 

 この試合、普通なら取らないようなファールをファールで取り、そのためお互いに演技合戦となった.軽い接触で皆コロコロ転がるのはいただけない.この大会、中東ということか判らないが、審判は総じてファールで試合を止める傾向が強い.

 争いを避けるためにそうしているのだろうが、上手くコントロールしないとお互いイライラする.だから後半の小競り合いになったのだろう.そのあたり審判の技量がものをいう.

 

 これで日本は決勝進出を決め、相手は今日試合を行うカタールUAEのどちらかとなった.会場がUAEのため日本にとって中東の独特の応援に悩まされることになるのだろう.