東アジアの中にいる日本

 晴れ、気温はマイナス17度.晴れてはいるが小雪がちらつくという天気.

 

 

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このニュース、一部新聞では、韓国の国会議長の発言「その方は戦争犯罪の主犯の息子ではないか?」という部分についてはぼかした表現をしていて何故きちんと取材しないのか疑問に思っていた.

 そして報じられた内容テープが公開されこの発言があったことが明らかになっている.

 報じているのはスポーツ新聞のみである.このところ続く日本に対する強硬な韓国の発言は、日本を本当に友好国とはみなしていないという事実だけが残る.

 冷静に対処すべきところで、韓国に対して日本政府が抗議しても韓国政府は無しのつぶてであり、謝罪すれば国が滅ぶと考えているようである.

 

その裏で、第2回目の米朝首脳会談の準備が進んでいる.

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 韓国は、核兵器を全廃しなくとも北朝鮮との統合を急いでいるようだ.その真の狙いはどこにあるのか予想でしかないが、北朝鮮と統一を進めれば韓国優位で交渉が進むと睨んでいるのだと思う.

 北朝鮮民も韓国への仲間入りを望み、やがて金王朝は滅び去ると確信していて交渉を進めているのだろう.韓国が北朝鮮の軍門に下ることはないことを.

 

 その中で金正恩は、自分の栄華を捨て去る決断をすることはないだろう.もしそれを捨て自分の命乞いをするなら、最後は亡命という手段しか残されていないからである.

 

 韓国は、既に北朝鮮の国内は、死に体であり、統治は上手くいっていないと感じているのだろう.いくら勇ましい言葉を吐き捨てても内情は火の車であると.

 

 北朝鮮が平和に体制を移行できるなら今のタイミングしかない.戦争に持って行っても利益を得られることはない.もし、国として生き残るなら後ろ盾となってくれるであろう中国の助けを得るしかないことは金正恩も知っているだろう.

 中国的に一つになった朝鮮を歓迎するのか、それとも体制を維持しアメリカの覇権を食い止めるのかの選択である.この時期アメリカの圧力にあい防戦一方であるが、この先の勝利を確信しているなら北朝鮮を守ろうとするだろう.中国式の共産主義を導入し、友好国としての位置づけをこの先も続けることが得策だからである.

 

 では、この動きについて日本が一番利益を得る結果はどこにあるか?きっと朝鮮統一ではない.お互いに争い力を浪費してくれるのが東アジアの安定には貢献してくれるだろう.彼らが一つになり日本に対して敵対してくると難題が今より増えることは明確である.