トランプはババ抜きされるのか?

 曇り、気温はマイナス5度.日中は暖かくなりまた雪解けも進みそう.

 

www.jiji.com

headlines.yahoo.co.jp

www.asahi.com

 世界はトランプ大統領に対するマスコミの対応は、相当辛辣である.フェィクニュースとレッテルを貼られたマスコミは、どちらがフェィクニュースをまき散らす側かハッキリさせようとしているわけである.

 

 更にトランプ大統領が抱えているロシア疑惑も佳境に入ってきており、これでもしトランプが罪に問われ有罪になれば大統領の弾劾もありうる.

しかし、今までのアメリカ大統領の中で弾劾裁判を受けて弾劾された大統領はいない.

彼が初の弾劾される大統領になる可能性もある.

 

 そして、彼のお尻に火の付きそうな状態で北朝鮮との外交交渉に入る.もし誤った行動を取ればアメリカ国民の支持は得られることが無くなる瀬戸際にいるはずなのに、相変わらず周囲の意見を無視するように単独で行動を取る可能性がある.

 

 今回の米朝会談は、日本にとって重要な課題であり、核保有国として今後も東アジアに存在する国となるのならそれ相応の対応が必要である.その中で強硬派とみられたトランプが北朝鮮との宥和を求めて行動するとは考えていなかった.

 

 また、このまま核保有国として南北朝鮮が一つの国となり、在韓米軍が撤退するようなことになれば日本の防衛体制を変えていく必要が出てくる.

 日本のある層は、話し合いで友好を深め戦争しないようにしようと言っているが、圧倒的武力で日本に脅しを掛けられる態勢になれば、話し合いの場に無理難題を持ち込むのは眼に見えている.だから、彼らの脅しに対抗する必要があるのだが、何の後ろ盾のないままそれができると考えているのなら世間知らずというしかない.また、後ろ盾をアメリカあるいは中国に求めているのなら笑うしかない.それほどアメリカも中国もお人よしではない.

 

 ここへ来て、トランプが今後じり貧になるのは誰の眼にも明らかになってきた.アメリカに助けを乞うためにトランプに肩入れしてきたが、それも今後は見返りはなさそうであり、次の大統領に期待していくしかない.日本が望むよう圧倒的優位な解決策を望むなら、圧倒的な経済力や軍事力が必要になるが、今の日本に臨むことはできず、今後の少子高齢化の時代に向けて国力が弱まると予想されている中で、どう対抗措置をとるのか、やはり後ろ盾をアメリカに依存するならそれ相応の負担が必要になる.

 一層のこと、アメリカ合衆国の一つの州として受け入れて貰ったほうが話は簡単かもしれない.

 

 それにしてもこの大切な時期にトランプが追いつめられるとは歴史の歯車のギアチェンジということなのだろう.日本にとってプラスかマイナスか今の段階では不明だがなるようにしかならないのだろう.