対 名古屋(A) 4-0

 晴れ、気温はマイナス1度.西高東低の気圧配置となりそうな気配でまだまだ冬と春の間をうろうろしている.

 今日は、新元号発表の日であり、エィプリルフールの日が重なり、迂闊に嘘を掛けない状況になっている.嘘も誤解されてはなんの面白さもない.

 

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これは、Jリーグのチェアマンに川淵氏が就任という笑うに笑えないネタ.これのどこに面白さが隠れているか判らない.現在のチェアマンを批判しているようにも捉えかねない危険な代物.Jリーグ内の派閥争いも凄そうと思わせるだけである.

 

 というネタを書いておいて土曜日の名古屋との試合のことを書かないわけにはいかない.

 試合はDAZNで見たのだが、いうなれば天狗の鼻をへし折られた感じである.

 前節の鹿島戦は、負けてもそれほどショックではなかった.その理由は、相手に殆ど勝っていなかったという理由であった.

 しかし、名古屋戦は違う.相手のアウェイに乗り込んで戦うというプレッシャーもあったし、選手は雪が多く満足な練習ができなかったが、今までの疲れをとるという意味でも休みが必要だし、それがうまく働くのではないかと楽観的な希望があった.

 

 試合は、そう簡単ではなかった.相手の攻撃時間を減らすため試合の入りは100%の力でコンサドーレが攻め立てる.しかし、上手くパスが繋がらずミスキックも多い入りだった.それは相手も同じで落ち着かない試合展開が続くが、それでもコンサドーレに得点の匂いがしたのだが、そこで決めきれなかったのが試合の展開を相手有利に運んでしまった.

 

 札幌の選手が相手陣内に入ったところでパスミスを引っ掛けられカウンターを食らったところで選手の戻りが遅かった.相手シュートをクソンユン選手が弾いたところに相手の選手が待ち構えておりゴールを決められる.弾き方の方向が悪かったのと反対側がノーマークになっているのは、開幕から続く守備の不安のひとつである.

 

 相手に先制させたことで相手は心の余裕が出て、札幌の選手が間合いを詰めても交わされることが多くなってしまい.結局、振り回されることになってしまった.また相手のジョー選手が簡単にゴール前に入ってくるためそこに選手が固まり両サイドが空く展開になったこともコンサドーレが防戦一方になった理由である.

 

 そこから、コンサドーレの攻めは繋がらずセカンドボールを拾われまくり、常に攻撃され、更に自分たちのボールは最後に相手にかっさわれればそれは足も止まってくる.

 前半のうちにコンサドーレの選手の足が止まり始めたときはこれはやばいと見ていても感じた.この試合の展開は、浦和戦と逆になった.追う方が焦ってボールを追いかけまわしてカウンターを食らうというあの展開である.あれを自分たちが応援するチームがされてしまっては見ている方も辛かった.

 

 試合は完敗に終わる.反省はいろいろある.休みすぎたことと、代表で選ばれた選手たちのコンディションが最悪だった点.ロペス選手と武蔵選手のポジションが被り全く機能しなかったこと.ロペス選手は得点を取りたくてゴール前に張り、武蔵選手もそのロペス選手との間合いを取れずじまい.チャナティップ選手も動きに精彩がなく名古屋の選手に何度もボールをロストする.両ボランチは相手のボールを奪おうとするのだがその後のパスが悪くつながらない、菅選手、ルーカス選手は守備の軽さを突かれて空回りする.書けばキリが無い.

 

 果たして今週末の大分戦に向けた調整は可能なのだろうか?このような試合のあとで勝ち切るのはしんどいように思える.

 選手たちも浦和戦の結果を過信してしまったような気がする.自分たちは強い、相手を圧倒しなければならないと思いすぎ、少し頭を冷やして練習に取り組んで欲しい.