顔色伺い

 曇り、気温は14度.風があるため実感はそれより低い.夕方には雨がふるようだが、最近まとまった雨が降らないため恵みの雨になるかなと思う.

www.nikkei.com

 この件、政府の見解は以下である.

www.sankei.com

 

 マスコミは、なぜか韓国に対する措置に対しては過敏に反応する.日本政府の見解は、夏場の食中毒対策といっていることを強調しない.韓国に対する対抗措置と憶測で書く.

 いうなれば、政府の揚げ足を取るために今まで中国、韓国の反応をダシにして記事を書いてきた.政府に対する非難を外国からのそういう声が上がっているとして自分たちの言いたいことを都合よく使っていた.

 

 それが最近国民の意識と乖離し始めてきたのだと思う.一つは、周りの国が力をつけ日本が絶対優位の状況ではなくなってきたこと.偉くなれば謙遜して頭を垂れるというのが日本人の美的感覚であった.だから、周りの意見に対して引くという対応がこれまでの日本にやり方だった.当然、敗戦国という負い目もあったのは確かである.

 

 しかし、中国、韓国が力を付け、特に韓国は今まで日本に文句を言っても許されるという感覚が強く、韓国自体が日本と戦争をしたわけでもなく、戦勝国でもないのになぜか戦勝国のような振る舞いをする.日本に対して歴史を知らないというが、韓国は日本と一緒に戦った国の側にあり、敗戦国側の立場である.

 

 日本に対して対等あるいは上位の国であると勘違いをし始めているように日本人からしてみれば思える.

 

 日本も戦後の高度経済成長の恩恵を受けそれなりの戦後補償を韓国に行ってきたのだが、彼らにしてみれば敗戦国の日本がそういった補償をするのは当然で、文句を言えば金が貰えると思っているふしがあるのも事実である.

 

 もし、韓国が日本と対等あるいは上位の国であると考えるならやはりそれなりの立ち振る舞いをすべき時に来ているのだと思う.

 

 日本のマスコミも、日本政府を非難するなら、中国や韓国を持ち出さず自分たちの意見として記事を書くべきだと思う.

 

 日本政府の方針が、韓国に対する対抗措置であると記事にするなら、その対抗措置が日本にとって重要なのかどうか分析すべきことだと思う.福島の海産物が危険だと韓国が思っていると記事にするのは良いが、マスコミも韓国と同様に福島の海産物が危険と思っているのか書くべきと思う.もし安全と思うなら韓国の禁輸政策は間違っていると記事にすべきだろう.

 

 そろそろ中国、韓国の顔色を見ながら記事を書くのは止めませんか.