引きこもり問題

 曇り、気温は12度.気温の変動は体調を崩す元である.一度崩すと中々治らない.困ったものである.

 

 

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 引きこもりを開始した中高生、大学生、社会人が2,30年経ち中高年の引きこもりになってしまった.その間に引きこもりを脱出しなければ当然そうなる.

 昔、戸塚ヨットスクール事件というものがあり、引きこもりになった少年を家から強制的に連れ去り訓練と称して指導を加え死亡した事件があった.

 その後、引きこもりに対する対策というものは何もなく、更に両親が経済的に恵まれていたためこれまで生活ができていたが、中高年の親は当然老人になり、年金生活者になりそれほど裕福な生活を送れなくなった時に社会問題化するのは分かっていた.

 これからこの問題の解決方法を何かとらなければ、その中の自暴自棄になった人間が問題を引き起こすことは確率的に起こりえる.

 

 引きこもりをする人間にも人権があり、普通の暮らしをする権利がある.しかし、その権利も自分から進んで受けようとしなければ受けることはできない.彼らにその行動がとれるなら引きこもりなどしていないはずである.

 

 人権という日本で暮らす人には必ず付与される権利が絡むと話がややこしくなるのも事実である.一人の人権を守ることが他の人の生きる権利を侵害しているのも事実である.例えば同じ家に暮らす親の人権である.親も普通の生活を送りたいのだが、引きこもっている子供がいることでできない.そのことについてどちらの人権を尊重すべきなのだろうか?親の人権は子供の人権の前に行使を許されないのなら問題である.