児童虐待

 曇り、気温は13度.日中暖かい日を過ごしたのでこのまま夏に突入すると体が勘違いをしてしまい、朝晩の冷え込みは体にきつい.

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 この問題、事件が起こるたび議論され児相がお詫び会見をする.そして、何らかの対応を発表するが、また事件が起こり児相が会見と永遠に繰り返すように思える.

 

 このような悲しい事件がおきる度、対策が取られたおかげで助かった命もきっと多くあると思うのだが、そこから漏れてしまった子供は永遠に帰ることはない.

 

 今日の朝のニュースでも語られていたが、担当職員が抱える案件は100件以上あり手が回らない状況だという.少ない人数で事に当たらなければならない状況に日本は陥っているということである.

 少子化対策が言われるほど子供が少なくなっているのにも関わらず児相が抱える案件が増えるというのは、背景に核家族化というのがあるのではないだろうか.昭和の大家族が多くの子供の面倒を見、更に近所の子供もその群れの中にいたころは、子供に対する監視の目があった.しかし、今は隣近所の子供がどのような目に会っていようとも干渉しにくい状況なのは確かである.

 

 この事件を機に児相の職員はもっとまじめに仕事をやれと周りからの圧力がかかるに違いない.

 しかし、一人の子供を救うには片手間ではできないことをみんなは知るべきである.そのうえで地域の子供の関りを強化できないか考えることが必要である.