対 鳥栖(H) 3-1

 晴れ、気温は15度.半袖では少し寒い.

 

 すでに2日経ってしまったが、土曜日の鳥栖戦の記録を残しておく.

 

 土曜日の雨は、前日に判っていたが前売り券を買っていたこととこの辺りのコンサドーレの調子が上がってきており、更にトーレスが引退というニュースを数日前に知り、生で見られる最後のチャンスと思って厚別に行くことにした.

 

 その日の午前中は朝から雷が鳴り、雨も結構な量が降り試合中は小雨との予報であった.午後の試合中に雷が鳴らなくて本当に良かった.

 しかし、小雨との予報だったが結構の量の雨に辺り合羽を着ていなければ傘を指せないためほとんどの人は合羽を着て観戦していた.

 

 試合前の練習では、生トーレスを見れたことで目的は一つ達成したので後は、コンサドーレが試合に勝つのを確かめるのみとなった.

 

 試合の詳細は省くが、CKから石川選手が上手く足に当てゴールを揺らし先制するとその後すぐにCKから今度はジェイ選手がヘディングシュートを決めて2-0と試合を優位に進めることに成功する.

 鳥栖の危険なシュートもク選手が防ぎ前半をリードして終えることができた.厚別の芝はドームと違い十分な養生期間があったと見え青々として何時ものボールの転がらない芝だったのだが、この雨で結構滑りやすくなっており、スピードが殺されないで丁度良い具合にパスが繋がっていた.

 

 後半は、鳥栖の反撃に合い、金崎選手のシュートで一点を返されると少し浮足立つ感じなる.コンサドーレは無理に得点を取りにいかず相手に主導権を渡す入りをしていたのだが、交代で鳥栖のイバルボ選手が入ったことで重心が後ろに下げさせられたことが一つの要因だろう.

 彼の重戦車のような突進でコンサドーレの選手がボールを奪えず跳ね返されるのを見ると彼が前半から出ていたら結構厳しい試合になっていたかもしれない.

 

 結構鳥栖に長い時間攻められていたが後半の後半、チャナティップ選手がドリブルで持ち上がり、絶好のタイミングで後ろから猛スピードで上がってきた武蔵選手にパスを出し、それを武蔵選手が受けると冷静に相手のマークを一度切り返しインサイドに掛けるシュートでゴールの左隅に決める.

 

 これで、鳥栖の勢いもある程度止まりそのまま試合終了.3-1で試合を終える.

 ヒーローインタビューは石川選手で、なんと4年ぶりの得点だったらしい.印象ではもっと取っていた気もしていたのだがそうではなかった.

 

 首位の東京FCも昨日仙台に敗戦したため勝ち点差は3縮まり順位も5位となった.目標とするACL圏内はすぐそこにあるが、まだまだ、そこにたどり着くには結構な試合数に勝利しなければならない.

 

 次は、水曜日のルバンカップの磐田との試合.そして、その次は好調の仙台との戦いと連戦が続く、けが人が戻ってきたことは朗報だが、夏場に向かって疲労の蓄積がある.これ以上のけが人を出さず好調な選手を出場させ更に若手を育てるというかじ取りが必要.チームワークが一層求められる.