未来は変わるのか?

 霧雨、気温は18度.このところ雨か霧雨と良い天気にならない.週末は暑くなりそうだが、それまではぐずついた天気で経過しそう.

 

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 彼一人の行動ではないだろうが、もしあの時戒厳令が無ければ今の中国とは違った中国があっただろう.それ以後の徹底的弾圧は、中国の共産党からの解放を完全に閉ざした出来事だった.

 長い歴史の通過点としてこういったことが起こりうる.タラレバの歴史改変は夢であるが、彼の陰にあった勢力がこれを決断したときが、大きな転換点の一つだったと言える.

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 またしても介護職員による暴行事件である.今回の容疑者の供述は「被害者が寝ないから殴った」というものらしい.それ以外の情報はあまりないため事件について語ることはできない.

 こういった問題行動を起こす介護職員は、少ないのだろうが、今までの事件を考えるとこういった介護業務に付くと自分が相手より上に立っていると誤解する人間が生まれやすいのではないかと思う.

 

 医療機関でもそうなのだが、相手が何らかの障害で体が不自由になっている場合、子供に対する言葉遣いをする人が多い.相手の理解力が落ちている状態なのは間違いないのだが、よく考えればこういった状態になる前はそんな言葉で話しかける対象ではなかったはずである.しかし、人間の性なのかもしれないが、普通の動作ができないと自然と相手を下に見てしまう.まったくもって間違いなのだが、相手を下に見てしまう意識が積み重なれば、相手を物のように扱ってしまう危険性がある.

 

 こういった介護の現場に多くの若者を投入するのは違うのではないかと思う.介護の現場に早くロボットを入れて欲しい.介護を必要とする相手が暴力をふるったり暴言を吐いたとしてもロボットなら耐えれるはずである.生身の人間がそういった環境に置かれたら正常な状態から逸脱する可能性が高まるわけで、それを防ぐ意味もある.

 若者は介護の現場から離れるべきである.これから少子化が進む中でそういった労働環境を変えていく必要がある.介護の現場に外国人を入れる政策も行われているが、日本人が入らないところに外国人を入れたとしても不幸な事件事故が起こる可能性は減らない.