覚悟を決める

 晴れ、気温は24度.日中は間違いなく30度を超える真夏日になるだろう.日中帯は何も活動しない方が体のために良いだろう.

 

 

mainichi.jp

 

 日本の新聞社の多くは韓国が可哀想というニュアンスで記事を書いている.韓国の新聞は当然のごとく日本の今回の措置を誤りだと強く言う.日韓の新聞の論調は、政府の決定は間違っているという.

 

 きちんとこの問題を整理して考えると日本にどういった非があるのだろうと考えてしまう.韓国寄りの論調は、日本の今回の輸出管理は報復だというが、そのおおもとの原因である慰安婦、徴用工とも一度は日韓で片が付いた問題である.その決着を何度も蒸し返し無かったことにする行為は正しいのだろうか?更に、日本の自衛隊機に対するレーダー照射問題も自分たちの非があったにもかかわらず今後同様の行為があればそれなりの対処をすると宣言する国が友好国と言えるのだろうか?

 そういった積み重ねが韓国を信頼できる国として認められないということが、今回の結果となったわけである.

 

 そういったことを日本の新聞、テレビは話題にしない.論調は隣の国だから仲良くしていくために日本は折れるべきだというものばかりである.

 日本政府の今回の決意したことを詳しく説明するわけではなく突き放すのみである.韓国寄りの姿勢は色々のそんな忖度が働いていることは、みんな知っていることである.簡単に言えば、広告主、スポンサー、株主といったところに朝鮮系の資本が入った団体が存在し、その無言あるいは有言の圧力により日本を悪者にしたいという力が働いているとしか思えない状態である.

 もし新聞テレビが公器だと自称するなら少しくらいバランスのとれた報道ができないかと思う.

 

 日本の新聞社は、朝日新聞に代表されるように戦前の報道姿勢を反省し戦前の愛国教育を全否定してきた.その流れは、韓国の反日教育と相通じるものがある.戦前の日本の教育を全否定し良いものも悪いものも一緒くたにして捨て去ろうとする.戦前教育の愛国精神を全否定するために君が代、日の丸を否定し続けてきた.そして理想とする国連主義こそが日本が生きる道だととらえてきたが、その国連は、世界を一つにまとめることが出来ず機能不全に陥っているためよりどころを失い、「世界と仲良くなろう」と念仏を唱えれば日本は平和であるという幻想にしがみついているばかりである.

 

 実際の世界は、新聞社が思うほど簡単ではなく、世界を混乱に陥れようとする勢力がいたるところで戦争を行っている.平和と唱えれば戦争が終わると考えている人間にとって理想と程遠いところに現実はある.

 

 日本でそういった平和な議論ができるのも、国内で過激派組織が大暴れしていないのと戦争がはるか離れた地域で行われているためその悲惨さを実感できていないからである.もし、身近な人間がそういった戦争の被害に合わなければ今の日本の平和さに気付かないのだろう.それを気付いてからでは遅すぎるのである.

 

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ここからは想像の話なので読むのなら眉に唾を付けて読んで欲しい.l

 

 ではなぜこれほどまでに韓国が強硬なのかと言えば、韓国の今の政府は、早く北朝鮮と統一したいと考えているからである.北朝鮮は韓国にとって喉元に突き付けられた刃である.

 北朝鮮の侵略を避けるため今まではアメリカを核とする軍事力で対抗してきたが、その間に国が繁栄し曲がりなりにも世界の先進国の仲間入りをしようとする状況になってきた、もし北朝鮮と戦争になれば韓国にとって失うものが大きくなり過ぎたのである.失うものの大きさを考えると同時に何時までもアメリカが友好国として守ってくれるかという疑問に対して自らアメリカはこの先も守ってくれないと判断したのだろう.

 しかし、すぐにアメリカから離れるわけにはいかないのでまずは日本と距離を置き北朝鮮との距離を縮めようと考えたのだろう.北朝鮮と統一するには、日本は敵国にする必要があるからである.

 今回のシナリオでは、日本が折れる前提であらゆる活動を続けるつもりだっただろう.何故ならいまだ北朝鮮は韓国と一緒になるそぶりを見せず国内もまだ平穏である.北朝鮮が今すぐ崩壊する予兆はなさそうであるからである.だから最後まで日本が折れなかったのは誤算に違いない.そこで第二の手段を選ばざる負えない状況に近付いてきた. 

 本来なら韓国は穏やかにアメリカ日本と距離を置く算段をしていたはずである.それの方が国力は増し北朝鮮に対して絶対的優位に立てると踏んでいただろう.更に北朝鮮と統一した暁には日本に対して戦後補償金をせしめる考えでいたはずである.だから一度解決した問題を未解決のままにしておこうとしているのだと思う. 

 そして統一は、日本から賠償金と安い北朝鮮人の労働力を使い国力を増そうという考えなのだろう.その時、日本が自分たちの競争相手になっているのは不味いし、このまま日本の国力が衰えれば経済的に日本を従えることができるし、上手くいけば日本の領土を自国のものと公言し占領してしまうという未来まで考えているのかもしれない.

 

 しかし、その体制が整う前に日本がこれ程強硬になるとは予想外だっただろう.上手くいけば統一の目が見える可能性があり、その目が見えれば自分たちの政権は安泰で上記の様な未来が見えてきたはずである.

 韓国の大統領の任期は5年で再任できない.しかし、朝鮮統一を果たした大統領となれば任期は永久となる可能性もある.そういった功績を上げた大統領になりたいのは間違いない.何故なら今までの大統領は、任期終了したと同時に犯罪者として扱われる可能性が高いからである.

 もし、今回の日本との関係の悪化によって韓国の産業は右肩下がりになる可能性がある.そうなれば任期終了と同時に韓国経済を破綻させた重罪人として扱われるだろう.

 だから彼も必至である.