対 浦和(H) 1-1

 晴れ、気温は21度.雲が多いのでお日様も直ぐに隠れてしまいそう.お盆休みで街中は静かである.

 

 もうすでに日にちが経ちあれだが、記録という意味で書いておく.

 

 土曜日にドームで行われた試合、河合CRC引退試合も行うため選考入場は何時もより早まったため、10時30分にはドームに到着した.すでに先行入場は始まっており大勢のサポーターが列に並んでいた.この日は3万5千以上の人が入場したので一般入場で入場するのに時間が掛ったに違いない.

 

 入場すると既にゴール裏は満員状態であった.自分たちはサポーターゾーンバックに座ったので十分余裕を持って席を確保できた.

 

 河合CRC引退試合は、懐かしい面々がそろっていた.田畑さんなどは、コンサドーレにいた時期は短かったため印象は薄いがあの顔を見ると苦しかった時代のコンサドーレを支えてくれたことを思い出した.後、前田選手は何時もの飄々とした姿を見せてくれた.

 試合は、相手がU-15なので体格差があるためボールを保持されると中々足元に近付くことはできなかった.それでも元気はつらつと走り回っていた.きっと相手にケガさせないように激しいプレーは禁じられていたのかもしれない.そして河合CRC引退試合らしく2得点をし、3-0で勝利した.

 

 こういった前座試合がありガヤガヤした日の試合というのは何時もパッとしない印象がある.観客も長時間見ているので試合に入りきらない感じがする.更に相手は浦和で声量が凄いという印象があり、たいしてコンサドーレのサポーターは比較的声が高音で響かないため、声援としては相手が上手である.

 もう一つコンサドーレ側の応援がおとなしいのは、いつも見に来る人ではなくたまたま休みだから見に来たという人が多いため、ただ座って見ている人が多くなり手拍子などが入場者数から見ても少ないということがある.

 初めてで応援という気持ちが少ないので声を出したり手拍子を打ったりという応援になれていないのは分かるのであれだが、この観客が続くなら手拍子を合わせて打ったりすると応援に迫力が出てくるのでできたら手拍子くらいはしてほしい.

 あとゴール裏も何となく選曲にセンスが無いように感じる.自分たちが楽しければというのも分かるがもっと満員の観客を乗せるような応援の仕方を考えて欲しい.きっとみんなを巻き込もうとすると必ずそれに対して批判する勢力も一定数いるだろうから全体が納得する応援は難しいのかもしれないが、入場の時の赤い灯りを灯すことなどは大勢の協力が得られるのだから無理では内容と思う.

 ドームの観客が一体となって応援する風景は鳥肌が立つ.いつもなら満員の客がCKやFKの時に揃った手拍子があるはずなのに今回は無かったことが残念である.

 

 試合の詳細は、既に既報の通りで変わることはない.相変わらずビッグチャンスにシュートミスがあり、そして相手に先制点を与えるなど何となく試合の流れ的には負け試合だったが、武蔵選手のゴールで追いつき最低限の試合はできた.

 

 そしてこの試合が、移籍する小野選手の札幌ドームでの最後の試合ということで、その話題もあったが、交代で出場することもなく終わった.ミシャ監督の中で温情で試合に出す前例を作ってしまえば、この試合の後も公正な選手起用ができないという考えなのだろう.それも正しいと思う.試合がコンサドーレのリードなら出したのかもしれない.

 

 満員のドームで勝利の瞬間を見れなかったのは残念だが、色々と記憶に残る試合でもあった.次のFC東京との試合も見に行く予定なので今度は勝利の瞬間を見たい.