対 東京(H) 1-1

 曇り、気温は16度.先ほどは霧雨のようなものが降り出したが、今は小康状態である.何時雨が降ってもおかしくない状況である.

 

 土曜日の試合、ドームに首位のFC東京を迎えて行われた.試合開始時間の2時間前にはドームの席を確保し、少しドーム内をうろうろしたのだが、ドームの通路は狭いため行列があるとどうしても正面から来る人と譲り合いとなるが、こちらが横にどけていてもお構いなく肩から下げているバッグなどをぶつけてくるこれはどうにかならないかと思う.外に通路を拡張できないため致し方ないのかもしれないが改善の余地ありだと思う.

 

 観客の入りは土曜日の昼の1時という開始時間からか今一つ伸びない.開始時間を2時くらいにするとまだ入場者が増えると思うのだが、必ずドームの開始時間は午後1時か2時に設定されている.午後7時開始の試合は平日に行われる以外ない.

 この辺りも日ハムが自前の球場を持つのだから今からお得意となるコンサドーレの仕様に合わせたスケジュールを組んでもらわないととは思う.

 そこまで我を通すには、それなりのビッグクラブにならないと無理かもしれない.まずはそこに向けて一歩ずつ進むしかない.もしかするとまたもやJ2暮らしが長くなる可能性もあるからである.

 

 という訳で最終的には1万9千人以上の観客が詰めかけたのだが、次の日に北海道マラソンがあるためホテルが埋まっている関係もあるのか、東京のサポータが以前より少なかった.それでも試合開始前に青赤のフラグを振るところなど統率が取れていた.

 

 試合は、コンサドーレが相手のFWのDF裏への飛び出しを警戒して全体的に引き気味だった.これは自分でも予想通りだったのだが、試合後の監督のインタビューでは、逆に引き気味だったことを怒っていた.あれは選手間でのものだったらしい.

 そのため、東京も裏への飛び出しをふさがれてしまったため後ろでの球回しが増えて、更にコンサドーレも相手の帰陣が早いためゴール前を固められてしまう展開となった.

 それでも開始早々のGKが弾いたボールをジェイ選手がそのまま打ち、相手キーパーの足に防がれるチャンスがあったが、できたらワンフェイントを使ってキーパーを交わすくらいの落ち着きが欲しかった.あれが決まっていれば試合は俄然有利になったのに惜しかった.

 その後、東京に攻められる展開となり、相手の連続攻撃が続きFKからヘディングを決められ先制される.

 

 先制されて相手に守り倒される嫌な予感がしてしまうが、未だ後半があると言い聞かせて前半終了ハーフタイムとなる.

 

 後半開始早々、チャナティップ選手の持ち込みから菅選手、武蔵選手へと渡り強引にシュート.コースは外れていたが前にいたジェイ選手の足に辺りコースが変わりゴールが決まる.

 相手選手がゴール前を固めていただけにラッキーな同点ゴールが決まる.同点になりどちらが先に得点を決めるかの戦いになる.相手は、ハヤブサの異名をとる永井選手を裏に走らせる試みを何度も繰り返す.更にGKボールになると前の選手がボールに圧力を掛けコンサドーレのミスを誘おうとする.そして、選手間の接触後のもみ合いとなにやら怪しい雰囲気を醸し出す.

 それでも結局は得点が入らず引き分けで試合終了.終了とともに席を立ち家路に向かう.

 首位の東京はさすがに強かった印象.チャナティップ選手は相変わらず切れているので得点の匂いはぷんぷんする.それだけに勝ちたかった.次はアウエーで神戸との試合.夏の補強で好調を維持しているので勝ち切るのは相当難しいチャレンジとなるだろう.