曇り、気温は19度．比較的過ごしやすい気温で、日中は夏日にはなりそうである．
北海道も明日は全道的に雨模様なのだが、本州はそれに輪を掛けて大雨になりそうである．上記サイトの予想降雨量を見ると相当の雨が降る地域があり、ところによっては洪水などのおそれがある．更に心配なのは、やはり崖などに接した住宅地の土砂災害だろう．
毎年大規模な土砂災害に見舞われており、土砂災害が起こりやすい地形というのはおおよそ想像がつく．例えば、
１．崖に接した土地、山の斜面を削った造成地
２．谷を盛り土して平らにした造成地
３．扇状地
などがあげられる．更に過去にそういった土砂災害の記録がある地域は危険だが、過去になくとも地形上起こりやすいところは、何時でも大きな土砂災害が起きる危険性がある．
とはいっても山と海の間の限られた平地を使って住居が建てられている日本では、安全な土地に家を建てることができないところで暮らす人が大勢いる．いつも危険と隣り合わせに暮らしながら生活し、毎年災害が起きないからと油断している可能性がある．自分が住んでいる土地の地形を調べ、災害が予見されるなら早めの避難をすべきだろう．当然災害に備えた家づくりというのも考えなければならない．
毎年大規模な土砂災害や洪水に見舞われながらもやはりその土地を離れられない．その心はよくわかる．だから備えは大切である．
