政治は演劇

 曇り、気温は11度.益々秋深しというところで、来週には朝の気温は10度を下回ることになるだろう.

 

 

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 このニュース、2日前のものだが次の首相に今の時点で国民は誰を望んでいるのかが分かる.

 今の時点であるから今後の世界情勢の変化によってはどうなるか判らない人気投票のようなものである.

 結果は、安倍総理、石破氏、小泉氏、菅氏と続く.根強い人気なのが石破氏で、これまでのニュースの中心から消えて久しい状況から忘れ去られた存在になったと思っていたが意外である.

 この世論調査は、自民党支持者限定ではなく政党支持に関わらない調査であるので、野党支持者は反安倍なら石破氏あるいは小泉氏を選んだのだろうと思う.

 

 これは想像なのだが、野党支持者が石破氏を支持しているのは、自民党内の反安倍勢力が自民党の構造を変えて欲しいと願っているのだろうということである.もし、自民党を飛び出して無所属になった場合まで支持をするかどうか不明な点である.あくまでの自民党内で獅子身中の虫としての存在ではないかと思う.

 

 

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 その中でこういったニュースが流れると、着々とレールが敷かれていくのだろうと思う.首相に成れないような大きなスキャンダルが無ければ数年後小泉首相が誕生する可能性がある.それは、知らず知らずに進む脚本通りということである.

 

 政治は劇場で行われる演劇のようなものである.観客が国民だとしたらやはり自分たちが望むような容姿や行動をする人物に人気が集まるのは仕方がないことである.それが一番簡単だからである.その舞台裏で何が行われていようと隠された部分が目につかなければ問題ない.

 政治家は本来国民が期待するような行動を取り、更に想像を裏切るような行動であってもある程度の範囲で許容される世界なのである.