オリンピックのマラソンが札幌へ

 雨のち曇り、気温は7度.

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 昨日のびっくりしたことはこれである.今まで東京で行われると思っていたマラソンが札幌開催になるかもしれないという話である.東京もマラソンに向けた準備をしていただけに寝耳に水だろう.

 

 8月の平均気温がその根拠になっていたが、初旬は比較的涼しい日が多いのも事実である.しかし、8月も中旬になると日中30度を超えることもあるが、それでも朝7時くらいなら30度を超えることはなく、予定の6時スタートで午後8時ゴールならマラソンを走るなら何の問題もないだろう.現実に、8月下旬に行われる北海道マラソンなどは、完走率は高い.

 

 ただし、決定ということではなく今の段階では検討ということなので、実際に決定されるのはもう少し先だろう.夏場の札幌の目玉としてマラソンが行われるとなれば、夏休みと重なりそれなりの賑わいになるだろうし、多くの経済効果が見込まれることだろう.しかし、開催に掛る費用の分担などの問題は決定が早くなければ準備に後れをきたすことになり、早く決断をしなければならないだろう.

 

 今回の検討が、ついこの間開かれた陸上の世界大会でマラソン選手の多くが棄権したことに端を発している.自分の若い時30度を超える日のマラソンを何度か走っているが、その都度熱中症気味になることが殆どだった.暑さの中で幾ら水分を補充しようとも汗で体内から奪われるミネラルを補充しなければ筋痙攣をおこしてしまう.ゴール前で全身のあちこちが攣りボロボロになっていた記憶がある.

 

 まだ本決まりではないが、札幌開催は賛成である.