地球温暖化は臨界点を超えてしまったのだろうか

 曇り、気温はマイナス5度.薄っすらと積もった雪は圧雪状態になった.今日は日中気温が上がるので道路の雪は融けるだろう.

gigazine.net

 以前から何度もここで地球環境のことを書いているのだが、地球環境の変化は臨界点を超えてしまっている可能性が高い.臨界点を超えると進行は不可逆になりそのスピードを増す.

 地球環境の温暖化が可逆的になる温度の定義は色々あり今までは

地球の平均気温が産業革命前から5度上昇すると、氷の融解や森林の減少に歯止めがきかなくなる「転換点」が訪れると考えられており、地球温暖化対策の経済的な負担との兼ね合いから「平均気温の上昇は3度程度に抑えるべき」

と言われていたのだが、それが

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2018年10月に発表した1.5度特別報告書で、「気候の急激かつ不可逆な変化をもたらす平均気温の上昇を食い止めるには、温暖化を1.5度に留めなくてはならない」と提言 

と変わったのだが既に時は遅しではないかとこの記事では書かれている.

 

 もしそれが本当なら今から温室効果ガスの排出を抑えても無駄な努力である.現に最大のガス排出国である中国は、この問題に非協力的であり、次に排出の多いアメリカは、大統領自ら地球温暖化はフェィクニュースと言っている.

 更にアマゾンの熱帯雨林の破壊や世界各地の森林火災は、その温暖化に輪を掛け続けている.もし、これから我々人間が行動を起こしても無理だとするなら無駄な努力はよした方が良いのだろうとさえ思えてくる.

 

 もしかすると上記の予想は外れており、これから行動をもっと進化させれば人間の存在が脅かされる状態が遅くなるのであれば、諦めることなく行動するべきだろう.