グレタさんがグレタさんで有り続けること

 曇り、気温は2度.夜中の冷え込みでブラックアイスバーンの状態にはなっている.今の時間帯は滑るので注意が必要.それでも日中は気温の上昇で融けてしまうだろう.

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 最近のグレタさんの報道を見るにつけ少々心配なのは、飛び出す杭に対し元に戻そうとする圧力を受けてのグレタさんの対応である.

 これまでの彼女の行動や発言を見る限り彼女自身だけの言葉だけではなく、彼女をバックアップする組織の影が垣間見えるところである.その所が彼女を操り人形のように見せてしまうところがあるのではないだろうか.

 彼女の行動が全て正しく行われることは無い.何故ならすべての2酸化炭素の排出を抑えるなら人間は息をすることやおならをすることさえ憚られる.大きな目的のためには小さな点は見過ごさられるのは良くあることで、それを非難されれば行動さえもできなくなる.

 そこでグレタさん自身の発言の影響を抑えるため誰かがシナリオを書き換えようとする.本来の彼女が徐々に失われ偶像化してしまう可能性がある.所謂、架空の存在である.

 確かに今のグレタさんは、彼女の後ろに隠れる集団の意見発信をさせるスピーカーである.当然彼女の意思も反映されているだろうが、徐々にそれが失われることになるのなら、そろそろ陰に隠れた部分も表に出るべきだろう.

 

 環境問題は、人間の価値観を判断される.何故なら地球環境は今までの歴史の中でも激変してきたからである.地球上の多くの火山が盛んに活動していた時は、その火山による灰で地球は覆われ日光が遮断され地球の気温は大幅に下がった.

 地球上に人間が存在しない時期でも地球環境は大きく変動したのだから、今の地球環境の変化は、受け入れるべき変化と言える.そこから導かれるのは、地球の環境の変化によりもしも人類が生活できない環境が訪れて人類が滅びてしまえばそこで地球環境はリセットされる.それは、ある意味自然の摂理に従っているだけのことになるからである.

 

 これは、色々な価値観を持つ人間の集団の行動を変えられるのかという壮大な実験である.いつ来るか判らない問題に対しての行動は、未来を予知できない限り正しい行動であると確認できない.確認できるのはこの先の未来に居る人間である.