今から医療機関への支援をする必要がある

 曇り、気温は2度.久しぶりにプラスの気温になった.さすがにこの気温だと暖かく感じる.今日は道東を中心に大荒れの天気と予報されている.普段あまり雪が降らない地域なので被害が心配である.

 

 このところずっとコロナウィルスのことを書いている気がするここまで来てもWHOは非常事態宣言は発しないようである.

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 ここまで世界的に感染が広まっている状況でWHOが直ぐに対応しない場合、日本国内の問題になる.

 日本国内でも日本人への人々感染が起きている状況で、既にコロナウィルスに感染している人は10倍いると考えてよい.潜伏期間が2週間程度あると考えられているため、その間に隠れ感染者が他の人に移して回る可能性があると考えると今週末から来週に掛けて100人規模の発症者が出てもおかしくない.

 その場合でも日本国内の初動体制が機能していれば上手く収束できる可能性があるがどこかで破綻すると大変なことになる.

 

 破綻して大変なのは、コロナウィルス感染者がまず移動するのは医療機関である.そしてその医療機関には、大勢の持病を持つ人が大勢存在するということである.今回のコロナウィルスは、そういった持病を持つ人への感染が起きた場合重症化する可能性が高いので、もし、医療機関にそういった人が溢れた場合その機能はストップしてしまう.何故なら普通一般の病院には重篤感染症患者が発生した場合収容できる人数が限られているからである.一瞬でパニックになるのは眼に見えている.

 

 国にはそういった医療機関が増えることを想定して緊急の対策を講じてもらう必要がある.もし、日本でも中国と同様な感染状況になれば東京オリンピックは開催できないだろう.

 

 一つ楽観しているのは、日本国内が比較的清潔に保たれていることである.その点で大流行はしないのではないかと思うのだが、この先どのような展開になるか見守るしかない.