新型肺炎に名前が付く

 曇り、気温はマイナス3度.風が強い.今日は太平洋高気圧が北海道上空にまで張り出すため日中は4月並みの気温になるらしい.相当雪どけは進むと思われる.

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 中国への忖度が言われている事務局長が新型肺炎の名前を発表した.今回の緊急事態宣言から世界への広まりは中国以外はそれほど顕著ではない.それだけに中国国内での爆発的感染は、相当なことである.

 色々な情報から中国の感染が広まったのは、1月中なのは間違いない.その当時、日本はまだ中国からの観光客の受け入れを制限せず多くの中国人が来日していた.その中には感染者も交じっており、そこから観光バスの運転手、バスガイドが2次感染が発生している.

 それから考えるに日本には、1月中に新型コロナウィルスの持ち込みがあったことは間違いない.そして、コロナウィルスの潜伏期間が14日位まであるとされているため日本での発症の数がこれ程少ないことが信じられないことになる.

 以前にも書いたが日本の公衆衛生が進んでいる証拠といえる.ただし、それですべてが安心というわけではない.やはり2月中は警戒が必要だろう.

 

 中国は現在感染封じ込めとして人の交通を遮断し地域に人を閉じ込める方法をとっている.これは、初期の段階では正しい方法だったが、感染が広まった状態で封じ込めを行ってもそれほど効果は出てこないだろう.

 やはり本当に対策は、治療薬が出き、それを使って感染者が治ることに尽きる.発生する数よりも治癒する数が増えればそのうちに流行は治まるはずである.その治療薬の発見がこの先の世界的な大流行を抑えるカギとなるだろう.

 

 今回の新型肺炎の症状はインフルエンザと同程度と言われている.健康な人であればその間休んでいれば治るものである.その中の一部が重症化することになる.だから、普通に考えればそれほど慌てることは無い.

 やはり一番怖いのは、人々がパニックになり医療機関に押し寄せることである.それにより医療機関にいつもいる持病を持つ抵抗力を失った人たちに感染することである.一たび院内感染が発生すればその医療機関の機能はストップする.大量の患者が中国と同じように発生すればたちまち日本はパニックに陥るだろう.

 日本国内に住む人が正しい判断を下せるような正確な情報の流通が必要である.