今の対応が肝心

 晴れ、気温はマイナス9度.また寒気が戻ってきたがこれからは暖かい寒いの繰り返しになるのだろう.もうすぐ春の足音が聞こえてくる季節になった.

 

 今日行われる予定だったルヴァンカップが延期となり、更にリーグ戦も3月15日までの試合が未定とのお知らせがあった.

 不要不急の催しは自粛してくださいとのお願いが、今後もこういった催しを開催しにくくさせるのだろう.

 みんなが同じ行動をしなければいけないという息苦しさはある.全ての業種でこういった状況に陥ればお店なども開店休業状態になるのは眼に見えている.

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 小中学校も来週には卒業式を迎えるシーズンに当たり、それを前倒しして春休みに突入することになるのだろう.こういった措置も致し方ない状況である.

 

 何度も書くが、徐々に新型コロナウィルスの感染者の中に症状が軽いものが存在し、その軽症の間に多くの2次感染者を増やす結果になるようだ.その形態は普通の風邪と何ら変わりない.

 普通の風邪もそうだが、軽症であれば気にならない程度で回復するが、今回のように持病を持つ人は症状が悪化するというのが問題である.

 このまま感染が続けばやはり医療機関の機能がマヒしてしまう可能性が高い.今ある医療機関で重症の肺炎を治療できる人数には限りがあり、更に、他の人に感染しやすいのだとしたら受け入れて治療することは困難である.

 この対応として結核病棟を利用する予定らしいが、そこに多大な医療資源を投入する必要があるが、その医療資源(人や物)がどのように準備できるかがこの先の行方を決めそうである.

 中国武漢のように日本でも封じ込めに失敗したら相当な経済的負担が発生するのは間違いない.

 少々の無駄が発生したとしても初動で大量の投資をした方が、ぐぐじゃぐじゃになってだらだらと投資しても効果は得られない.その辺りの決断は早い方が良いだろう.