道内の発生数が鈍化すればピークを迎えたと言える

 雨、気温は3度.今日はこの雨が午後から雪に変わるようだ.1月末ぐらいまで雪が殆ど無かったためその後に結構降ったと言え、この雨で相当量の雪が融けてしまった.例年よりも20cm位は積雪量が無い状態である.この分だと来週いっぱいで雪は無くなりそうである.

 

 毎日新型コロナウイルスの話ばかりしている.話題がそれに押されてしまっているというのもある.この影響で、Jリーグプロ野球の試合が延期され、選抜高校野球も中止になった.他も同様である.無観客で大相撲、Bリーグが試合をすると報じられているが、そういった話題が無いとどうしても感染者の数が気になるようになる.

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 昨日は、道内で10人の新たな感染者がでた.この内訳は、以前出た感染者からの感染であった.濃厚接触者が感染していくというのは事実ということを示す形である.

 発生源から感染が広がっているというのは分かるが、ここに持ち込まれた経路は不明である.従業員が誰からうつされたか判らないため所謂市中感染でクラスターが発生したことになる.どこかで今まで発表された感染者からうつされた可能性もあるが、正体不明の発生源という可能性が高い.

 その点で行けば、まさしく隠れ感染者は10倍いるという勝手な理論から言えば、千人から2千人規模の感染者が道内に存在すると考えてよいだろう.

 ではどの程度の感染者が出れば流行が収まるかというと、実際は、まだ感染が広がっているようだが、以前よりも発生数は減少しているため収束段階にあると仮定する.そうすると湖北省の人口がおよそ5800万人、3月時点でおよそ2万人の感染者が発生しているので、その割合は、0.03%となる.

 その程度の人数が発症すると収束傾向に向かうと考えれば、北海道の人口がおよそ530万人であるから1600人程度感染すれば収束傾向に向かうと考えてよいだろう.

 しかし、実際の武漢の感染者数は過少に見積もられているだろうから(発生数を補足できない状態であると考えてよい)精度はあまり高くない.

 上で予想したように軽症者を含めて千人から2千人程度の感染者が存在するのでは考えると今の状況から発生のピークに今はあり、このままの状態で行けば発生数は横ばいを続けるのだろうと思われるが、これはあくまでの個人の予想である.

 

 何故ある程度の感染者が発生すると感染が弱まるかと言えば、感染した後で免疫を獲得する人が増えれば人間の盾ができるからである.感染者の隣り合う人が免疫を持っていればそれ以上広がることを防いでくれるのである一定の割合が罹患すれば広がりは治まってくる.

 しかし、それでも完全に感染が収まることは無く、飛び石状に感染のクラスターは今後も発生していくだろう.