藤井聡太7段 竜王戦

 晴れ、気温は7度.それでも昼頃からは雨になり、更に雪に変わるとの予報である.揺り戻しというやつであろうか.

 

 昨日は、夜の7時頃家に帰り、abemaTVの将棋チャンネルを見た.まだ、戦いは続いていると思ったら既に決着が付いていた.それはこれである.

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 DAZNは殆ど試合がないため見ておらず、TV番組は年度変わりの番組紹介のみで興味をひかないため、結構頻繁に将棋チャンネルを見ることが多い.特にabemaTVは、藤井聡太7段の対戦を流すので自然と彼の将棋を見ることになる.

 結局、その後のリピートで後半戦のみを見ることになったのだが、あそこで相手が投了するのも分かる気がする.彼の今までの指し方を見ているとあの場面からミスをするとは考えられずそう決断するのも致し方ない.今までの多くの棋士は、負けると判っていても相手の敗着を逃すまいと最後まで指すことが多かったが、彼が詰将棋の天才で、今までの戦いでも詰めると見極めていた時は指す手は間違えないということを知っているので諦めてしまったのだろう.

 確かに千田7段の王はある程度金銀に守られ強固に見えるが、玉先の歩が効いているのは明らかである.あれを攻めながら取るか又は相手を詰めなければ勝利が見えないのは明らかである.

 

 これで2度目の師弟対決が行われることになった.師弟の間で稽古で指すことはあるだろうからお互い相手の手の内を知った中での戦いになる.下馬評では藤井聡太7段の方が有利と思われるが、将棋は指してみないと判らない.非常に楽しみな戦いになるだろう.

 

 スポーツ全般が新型コロナウイルスの影響で中止になる中、将棋がこの先も順調に開けるか判らない状況である.更に、藤井聡太7段の最年少タイトルが掛っている年なので、もし、延期、中止になると記録達成できないことになる.

 しかし、記録を作らなくとその実力は誰もが認めるところである.だから、体調管理はしっかりして欲しいところである.見ていると対局者はお互いマスクをつけることなく対局しているためその点は気掛かりである.

 自粛の中の生活を送るうえで重要な娯楽であるので休まずに対局は行って欲しいものである.