宣言解除は5月末までお預け?

 曇り、気温は5度.オホーツク海高気圧が北海道の上空に張り出し寒い空気を送り込んでいる.5月の寒さは当分続きそうである.

 

 この寒さは、北海道と新型コロナウイルスの戦いには不利に働く.暑さと湿度が高くなれば空気中に漂うウイルスも速く死滅するわけで、沖縄、九州が収束し始めているのもその効果が高いのではないかと思う.だから早く暖かくなって欲しいと願うだけである.

 もしかすると北海道ではコロナウイルスは永久に死滅せず何度も繰り返し感染を繰り返し、道民の7割程度が免疫を獲得しなければ収束しないのではないかと懸念する.

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 5月21日に緊急事態宣言を解除するか判断するとされているが、今のところ入院患者のみがクリアしていない状況である.後2日足らずで退院患者が増えることになれば、それもクリアできるかもしれないが、そうなったらそうなったで気の緩みが心配である.

 道内の経済回復を願うのであれば一刻も早い宣言解除があるとよいのだが、また拙速に解除して感染者が増えることがあれば一層の打撃があることから、後、1週間は様子見も必要かもしれない.

 新型コロナウイルスの流行が道内で始まったのは2月だから4か月かかったことになる.その間の経済損失を回復するにはどれ程の年月がかかるのだろうか?本当に簡単ではない.