中国とWHO

 曇り、気温は8度.寒さが続く.このぐずついた天気が6月も続くのは毎年の事なので驚かないが、できたら快晴の日が続くとよいのだが.

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 アメリカでの国内での対応は非難を受けるかもしれないが、中国に対するこういった発言ができるのはトランプならでわである.中国の顔色を伺い、今回の新型コロナの発生源の調査を拒むことに同調するよりかはずっと増しである.更にWHOの初動の遅れは日本を含めた世界への経済的影響は相当なもので、責任ある機関としてはその役割を果たせていないことは明白である.

 1月の中国で流行し始めた時点でパンデミックを宣言していたら中国からの渡航制限が出来ていたと思う.そうすればもっと感染に対する備えは出来ていただろう.

 あの時、テドロスは、中国は上手くやっているから備えだけはしておけという感じで、危機感を感じさせるものではなかったし.武漢が閉鎖された時点で発生源の調査を行っておけばもっと被害を減らせただろう.同時に中国も多くの国民が海外に出ることを何故止めなかったのかと思う.彼らの行動が多くの人の命を奪ったことは間違いない.

 しかし、そのことを非難し続けることで今現在も感染を続けている状況に対して手を抜くことはできないのも事実である.中国の責任は明確だが、それを追求することをしながらもやはり国際的な協力関係を保ちながらこの感染症にどう対応するかも必要である.

 日本としては、アメリカと中国の対立状況は、如何ともしがたいことである.できることならどこかで矛を収める必要があるのは判っていても混乱した世界を作り出した原因を突き止めたいという欲望は残るだろう.