コロナウイルスは治まらない、Twitterは民意か?

 晴れ、気温は15度.明日から天気は崩れ寒さが戻ってくる.6月は、雨が多い季節である.

 

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東京と北九州が目立つため北海道が目立たなくなっている.地味に北海道も感染者が出ているのだが、それ以上に上2つの感染者の増加が大きい.

 東京の場合、歓楽街で働く人の感染が主で、そこに大きな感染巣がありそうである.こういったあまり公にしたくない仕事をしている人が感染源になっている場合、補足が難しく、そこからどのように感染が広まるか調査しにくいという問題点がある.

 今後の感染の広がりを防ぐためには、感染が歓楽街で広まっていることを知らせそこに行く人を減らすしかない.感染の広がりに十分に注意を払っている人達が居る傍らで感染予防をせずにいる人たちが活動しているとその努力は水の泡になる.この影響で歓楽街の人出が減ることで経済的に困窮してしまう人たちが出ることは本当に残念なことである.

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 もう一つ話題がある.最近Twitterのトレンド入りが民意の証とマスコミが喧伝したせいでなにやらTwitterで争いが起こっている.それが上の件である.大村知事を辞めさせたい派とそれに反対する派がTwitterのトレンド入りを争っている.

 そもそもTwitterが民意の表れとマスコミが言ったが、Twitterを使っているのは全国民ではなく一部のものだけである.更にTwitter数は、水増しできる.これをもって民意とはとても言えないのだが、マスコミは一度これは民意と言ってしまった以上、tweetに関心を持たざる負えなくなった.

 トランプ大統領の意思を伝えるための手段として利用されてこのところ有名だが、そのトランプ大統領が選挙で選ばれる際、ロシアからの政治的な工作がTwitterFACEBOOKなどを通じてあったことは有名である.

 マスコミを通じて民意を操作するような陰謀論に否定的な方がいると思うが、いまだ各国に諜報機関があり活動を行っているし、現にこういったSNSで民意を操るための工作があったことが明らかになっている.

 日本でもそういった民意を操ろうとする人たちが行動しているのは当たり前のことである.その操ろうとしている人は当然マスコミもその道具に使っているはずである.

 今回の大村知事自体、国を動かすという点であれだが、あいちトリエンナーレの件は、背後に何かあるのではないかと疑念を抱かせるには十分である.人が集まり集団となれば何らかの意図を持ち始めるのは自然である.自分たちの思想信条を大衆に浸透させたいという欲望は常に発生する.その辺りの行動は、目に見える部分と目に見えない部分とがある.

 表面は、あくまでも大村知事のリコールの話なのだが、色々な思惑を巻き込んでいくだろうことは想像できる.両派ともに入り込んでくる(すでに入り込んでいる)力がどのように働くか冷静に見ていく必要がある.