藤井聡太7段 棋聖戦挑戦者になる

 曇り、気温は16度.昨日の夜は札幌で落雷と激しい雨が降ったようだが、その前に寝落ちしていたので全く気付かなかった.

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 昨日は、棋聖戦の挑戦者決定戦が行われ藤井聡太7段が勝ち最年少の挑戦者の記録更新となった.次は、タイトル獲得の最年少記録に挑戦となるのだが、相手が渡辺3冠なので簡単にタイトルを取ることはできないだろう.

 一つ気になるのは藤井聡太7段は高校生であり既に学校生活は始まっていると思われるので学校に行けなくなったのではないかということである.最近はオンライン授業もあることはあるが、その辺り6月の対局数の多さに気になるところである.

 気になる最年少のタイトル(今の8大タイトル)獲得は屋敷九段が持つ18歳6カ月であるが、今回の棋聖戦に勝てばそれも記録更新となる.

 記録記録と言われて活躍が久しい藤井聡太7段であるが、この先怪物となるか、強い人レベルになるかまだまだ未知数である.年を重ねるごとに才能が衰える人は大勢いる.

 更に今の将棋は既にAIが先を行き、それに教わることがこれからの棋士の勝負強さとなる時代である.藤井聡太7段はそのAI時代の力を背景にしてその力を取り入れてここまで強くなってきている.そういう意味で、これから伸びてくる棋士は、AIで鍛えられてきた人ばかりになると思われるので、何時までも藤井聡太7段がその座を保つことの険しさが増すと思われる.

 それは、今までの多くの棋士が越えてきた試練と思われる.その中で生き残ってきた者が称えられる勝負師の世界である.そこで生き残ってこそ末永く名が残ることになるのだろう.