おそロシアと離散集合そして藤井2冠

 曇り、気温は16度.今日は非常に涼しい.夏ももう終わりに近づいている.

 

 

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 “おそロシア”なニュースが報じられている.プーチン大統領の政敵が毒を盛られ重体ということである.これは恐怖政治の何物でもない.ただし、まだ毒をもったのがプーチン氏の関係者なのか不明である.

 日本ではこんなことは起きないと断言したいところだが、何が起きるか判らないのが今の現状である.もしかしたらそういうことが密かに起きているのかもしれない.

 

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 国民民主党が分裂し、大部分が立憲民主党に加わることが決まった.離散集合を繰り返し、以前の社会党に戻ったということだろう.

 自民党が比較的分党してないほうに当たるのだが、古くから政党の分裂、再結集など繰り返している.比較的落ち着いていたのは自民党社会党がしのぎを削っていた時である.それが崩れたのは日本新党が突然国民の支持を集め野党勢力が与党勢力を数で凌いだ時である.それから目まぐるしく日本の政党の政党名が変わり続けていくことになった.

 

 そして、立憲民主党と国民民主党それぞれの党員で新しい政党を作ることになったのだが、新しい政党名は、この際だから社会党にして欲しいところである.社会党はその名の通り一時社会主義革命を目指していた.主に左寄りの支持者を持つ政党だった.

 その自社の間に中道と言われる民社党というのがあったが、新進党という政党ができたときに消滅した.

 ここで思うに近年の政党の分離合同に小沢一郎氏が表になり陰になりかかわってきたことが驚きである.今回の合同にも小沢氏の名前が見え隠れしている.結果を見れば長続きしていないので役立たずと言われても仕方がない.

 

https://www.sankei.com/life/news/200820/lif2008200025-n1.html

昨日は、藤井棋聖が木村王位を破り2冠達成した.本当に凄いことだと思う.しかし、徐々にだが藤井2冠の凄さが当たり前のようになってしまい徐々にフィーバーも収まりつつあるように感じる.将棋という競技が全ての国民が知るモノではなく、限られた人たちの競技である.更に、若い人たちにとって将棋もゲームの一つであり、その他一つにしか過ぎない.

 この先これが大きなうねりを持って広まる可能性は低いだろうと思う.その辺りを日本将棋連盟はどう変えていくかだろう.このブームに乗って競技人口を増やしていかなければならないのだが、その取り組みは、眼に見えて広がっているようには見えない.将棋は伝統文化であり、積極的に広めていく取り組みは、今までやってこなかったため棋士にとって広めていこうという気力が不足していたのではないだろうか?

 もしかするとこのブームは一過性のものに終わり、いつの間にか今回行われた能楽堂で行われる能や歌舞伎と同じように伝統芸能として生き続けていく可能性もある.できるなら世界的競技として発展するのが正しい道なのだが、どうなっていくのだろう.