Jリーグ第12節 vsサガン鳥栖 2-0

 曇り、気温は19度.今日も日中の気温は上がるようだ.

 

 昨日、コンサドーレは、鳥栖スタジアムサガン鳥栖と対戦した.DAZNで見たのだが、前半は何時ものようにチャンスを作りシュートは打つけれど得点はできないというイライラした展開が続く.この試合もまた善戦したで終わる予感がひしひしと伝わってくる.

 何時もとちょっと違うのは、相手の鳥栖も連戦を考慮し選手を入れ替えてきたことである.そのためか判らないが一度だけオーッと思わず叫ぶ場面があったが、それ以外はシュートに力が無くチャンスらしいチャンスを与えていなかったことである.

 後半に入り、この試合シュートを打ちまくる駒井選手が遠めのミドルシュートを放つとそれが見事ゴールの右隅に決まる.何回もシュートを打ち、バーに当てる惜しいシュートを放っていたのでゴールの感覚があったのだろう.丁度相手もシュートは打ってこない距離と思いプレスが緩かった.

 1点は先制したが、今までの試合を振り返ると安心してはいられない思いの方が強かった.そうして何度も鳥栖ゴールに迫りながら追加点が取れなくイライラしていたところで、カウンターからドウグラス選手が抜け出し、呼吸のあったスルーパスをロペス選手に出し、それをロペス選手がキーパーの倒れ込みを見ながら浮き球でかわすシュートを放つ.それが見事決まり2点目を得る.

 思うにロペス選手の特徴が出たゴールである.ゴール前で相手守備が固まっている中でシュートは入らないが、こういった裏への抜け出しから相手をかわすシュートは決める.毎回そういったチャンスがあれば良いのだが、そういったことは少なくこの試合もゴール枠に飛ばないシュートを何度も打っていた.もう少し、ゴール前でのチャンスを決めてくれたらもっとすごい選手になるのだが、その点は残念である.

 この2点目が大きかった.相手の鳥栖は、交代選手以外は疲れを見せて運動量が少なく、かえってコンサドーレの方が足は動いていた.豊田選手を入れてゴール前にロングボールを放り込んでくるかと思ったが、そういった攻撃もなく試合終了.

 漸く連敗から抜け出す勝利であった.この試合、最後には勝つような試合展開をしていた.シュート力のある選手がいれば前半の内に得点を決めて圧倒していただろう.今は、チャンスを作りながらも得点が入らないという悪循環を繰り返していて勝ち試合をこれまでも落としてきた.

 コンサドーレのマンツー気味の試合運びは、攻撃力が弱いチームには圧倒できる.その理由は、試合である守備のミスから失点する機会が減るからである.攻撃力に勝るチームには、そのミスを見逃さない得点力があるため、先制されて相手にゴール前を固められると攻撃のスペースが無くなるからである.

 土曜日は、その攻撃力のあるガンバ大阪が相手である.ガンバは水曜日の試合が無いためベスメンで来る可能性が高い.そうなるとやはり守備からのミスが命取りになる可能性が高い.

 それでもホームの地の利を生かし、相手の攻撃をかわすような動きをして欲しい.