核のゴミ問題

 雨、気温は17度.

 

 トランプ大統領新型コロナウイルスに感染するとは驚きだが、彼の行動からいって罹患するのも当然なのかもしれない.これが重症化するようだったらアメリカ大統領選挙にも影響を与えるだろうし、大統領という職にありながら予防に努めなかったという大統領の資質も問われるだろう.これで再選は怪しくなってきた.

 

www.hokkaido-np.co.jp

  最初に話が出た寿都町より先に、神恵内村が8日にも村議会で採決され応募が決まるようだ.前にも書いたが、過疎化が進む中、村の経済を継続させるものが必要であり、それが後継者不足の漁業だとしたら、その後継者を増やす努力が必要になる.今回の補助金もそういった用途で使用しなければ継続的な村の維持はできないであろう.豊かな自然は、今なら北海道の至る所に広がっている.その中で特色を出すというのは至難の業である.

 以前積丹半島をぐるりと車で移動しながら観光したが、本当に日本海のきれいな海が広がり景色は良かった記憶がある.しかし、その自然を見るだけでそこに滞在してくつろぐという環境は中々無かく、車で移動しながら所々の景色を写真に収め移動していくだけの旅だった.

 何度も言うようだが、観光で人を集めその人たちをどうもてなすのか考えなければ何のメリットも生まない.

 最近、「青い池」で有名となった美瑛も、その周辺の駐車場を整備し、土産物店などが出て漸く滞在型の観光名所となっている.それまでは、人知れずある名所で有り、人の出入りは少なかった.あれだけ有名な観光地になるとは驚きだったが、美瑛は、美瑛の丘に代表されるように長年の努力があって自然と観光スポットになっていたわけである.何かを資源にするには、努力が必要である.

 今回の神恵内村寿都町に暮らしている方々は、人口減少は切実な問題として考えていたのだろう.何もしなければふるさとが消えてしまうという危機感があったのだと思う.それは、北海道の過疎化が進む市町村どこでも同じだろう.自治体を維持していくのにも金がかかり、街を発展させようと思えば今以上の投資が必要である.ただ待っていても白馬の騎士が現れ救ってくれるようなことはない.

 もし、この2つの自治体が応募をし補助金が貰えるようなら、道内の他の自治体でも同様の動きが出てくる可能性がある.