イギリスでワクチン接種開始

 曇り、気温はマイナス4度.薄っすらと雪が地面に残っている.

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 イギリスで8日から新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる.十分な安全性の確認が終わっていないという批判があるが、ある意味緊急避難的な承認となる.

 このワクチンの有効性が判っているのに薬として承認されず多くの人が感染して命を落とすとしたら、その数の比較になるのではないだろうか?

 ワクチン接種で命を落とす人(重い後遺症を引き起こす人を含む)と新型コロナウイルスに罹患して命を落とす人(感染後の重症な後遺症を含む)の差を比較することである.

 

 新型コロナウイルスにる死亡率がもっと高ければワクチンは優先的に承認されるだろう.映画の「アウトブレイク」の世界である.あの映画も、ウイルスにより人がゾンビ化するもので死んでも生返るような話であった.あれは完全に治験の過程を省いて投与されていたはずである.

 まああのような強力なウイルスがこの世に現れたら人類は滅亡してしまうだろう究極の話ではある.

 また、今回承認されたファイザーのワクチンはマイナス70度以下で保管するという接種までの条件が厳しいもので、世界中の至る所で簡単に接種できる品物ではなく、ある程度環境が整っている必要がある.

 そして、その前にロシア製のワクチンがロシア国内で接種が始まっている.こちらも憶測を呼ぶ品物だが、情報が制限されており有効性などに関しては不明である.治験の段階で副作用などの問題があっても隠蔽されている可能性もあるし、そもそも本当に有効なのか不明な点が恐ろしい.もし、有効でなくても有効だったと宣伝するのだろうか?

 更に中国もワクチンの開発を進めておりこの流れでそろそろ接種を開始するのだろうが、こちらも隠蔽体質が強く、本当の情報なのか判らない.新型コロナウイルスの起源を否定しようと躍起になっていることからも色々なものが隠されている可能性が高い.

 それでも爆発的流行が中国国内で治まっていることからも国民の締め付けは強固で、国民を強権で縛り付ける方法は先進的である.

 

 日本には早くても6月頃からという噂があるが、どのようにして国民全員にワクチン接種を行うのか心配になる.国内の6割程度が免疫獲得すれば流行は治まると思われるため本当に有効なら行うべきと思う.まずイギリスの接種後の様子を見ながら準備を進めていくのだろう.