混沌から抜け出すのは

 晴れ、気温はマイナス14度.北海道には寒気が入り込み厳しい寒さとなった.後、数か月でこの雪景色ともおさらばになるのだが、それまでの間、じっと辛抱しなければならない.

 

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 米、中、ロの3国がお互いの国を批難する状況になっている.その中で、アメリカはトランプが去り、ロシアはプーチンに対するデモが起こっている.今のところ無傷なのは、習近平一人である.それでも中国は、新型コロナ発生減であったという汚名がある.

 3国がお互いに傷を持ち、この新型コロナウイルスを切っ掛けにそれが広がったわけである.もしこのコロナ禍が起きなければアメリカはトランプが再選しただろうし、プーチンはこれ程非難されなかったのだろう.

 こういった異変が起きるとやはり政情は不安定になる.その理由は、責任の所在を求めるからである.誰かが責任を取る行動を取らなければ世論は納得しない.今の日本もスケープゴートを求めている状態である.

 その中で新型コロナウイルスのワクチンは、世界の不安定を正常に戻すための秘薬になった.それを手に入れこの災いから一番先に逃れようとしている.米ロ中もその中で自分たちの有利性を見出そうとしている.図らずもワクチンを開発している企業を国内に持つ強みがある.

 トランプもこの辺りを気遣っていれば再選も可能だっただろうが、彼の後ろ盾が誤った情報を流したか、自分自身の資質の問題だったのかは判らないが、感染対策に舵を切っていればとは思う.

 この新型コロナウイルスにより、人類は強制的に選別されていると言って良い.それは、健康というキーワードによるものである.運よくその条件を潜り抜けたものが次の新しい世界を生きることになる.

 それと同時に、この変わる世界に生き延びる国はどこかというレースにもなっている.この後、更に人類を篩に掛けるような災いが来ないとも限らない.その試練の数は、更に増えそうな予感がするのは自分だけだろうか.