環境に負荷をかけていない人はいない

 雨、気温は5度.昨日一日雨だったのに今日も朝から雨である.午前中は雨が降る感じである.

 

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 原発事故処理水の問題、アメリカは基本的に反対しないのは、科学的に否定されていなければ無問題という方針だからだろう.もし、これを問題にするならビキニ環礁で行った水爆実験の際の放射性物質の放出などは全世界から反発を受けるレベルである.更に、核兵器を所有する各国が核実験などは到底できない実験である.

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 風評被害についてマスコミは報道するが、逆に風評被害を増強することにつながるような気がする.健康に問題ないレベルで汚染水を処理するのなら粛々と行う方が良いだろう.今回の報道は、健康に問題ないというのには理解していると思われるが、健康被害が無いことが判ってもなお危険であると喧伝するやり方をしているように思えてならない.

 マスコミの方々はその辺りをどう受け止めているのだろうか?あるいは、その辺りを見て見ぬふりをして兎に角誰かを血祭りにあげたいと思って行動しているのだろうか?その辺りは報道姿勢に疑問がある.

 風評被害と書くが、その風評被害を生まない方法は、まず正しい知識を世間に知らせることだと思う.科学的に安全だが、それを拒絶するやり方は、ミスリードである.

 例えば加工食品だが、多量に取れば害がある食品添加物も安全な量という基準が決められておりその範囲なら加えても良いとされている.大多数の人たちは、そういった食品添加物が含まれた加工食品を食べている.

 極端かもしれないが、科学的に安全な範囲内で海洋中に放出するのがいけないのなら、河川に生活排水、工場排水は放出できない.しかし、自分達の生活のためにそういった現実は見てみないふりをして報じない.家庭排水などは、洗剤などが混じった排水などは、環境に影響を与えるレベルだが、全てを完全な真水に変えることができないから薄めて流す方法がとられていることを知っているはずである.

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 繰り返すが、自分達が生活する時に環境に少しでも被害を与えていないと断言できる人が批難することは当然の権利だと思う.しかし、人々は生活するうえで直接的、間接的に環境に負荷をかけて生活しているのも事実である.そのことに目を瞑り、誰かを批判するためにその事実に目を背けて話すのはルール違反であるのではないだろうか.