コロナが5類相当に5月から開始

 晴れ、気温はマイナス18度.今日も冷え込みが厳しい.風が吹かないだけ良い.

 

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 5月の連休明けに新型コロナウイルスが2類から5類相当に代えることとすると政府は決めたようだ.徐々に第8波の感染者数も下がり始め、春に大きな大流行が無ければこのまま進んでいくのだろうと思う.やはり3年の自粛は長すぎたと言えるだろう.

 

 

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 新型コロナウイルスのワクチンも今後の問題となってくると思われる.4回目、5回目接種で徐々に日本国民のワクチン離れが顕著になってきている.ワクチン接種は接種者にウイルスに対する免疫効果は上がると報告されているが、初期のように重篤な症状を引き起こす患者が発生しなくなり徐々に重症者の発現率が下がったため若者を中心に接種しない人が増えてきている.確かに重症化しなければ季節性の風邪と同じと考えるならワクチン接種は不要になる.

 政府は4月以降もワクチン接種は無料とする方針らしいが、今後、インフルエンザワクチンと同じ取り扱いに成ると予想されている.その点で言えばワクチン接種率はインフルエンザワクチンと同程度の割合になるだろう.また今後インフルエンザ、コロナ両方のワクチンを同時接種する体制にもなるだろう.

 2類から5類相当に変わることで直近は無償としているが当然有償の病気治療に移行していくことになる.その辺りは、新型コロナウイルスがどのように変異をしていくかによるだろうと思う.

 

 

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 ロシアが米欧のウクライナに対して戦車を供与するという報道を受けて市街地に大量のミサイル攻撃を仕掛けている.その戦い方は、まず複数のドローンで攻撃を仕掛けある程度ウクライナ側が対応したところでミサイルを発射するため全てに対応できないようにしている.

 別なニュースにも出ていたが、米欧が供給するパトリオットなどの迎撃兵器のミサイルにも限りがある.それを見越し安価なドローンを使い早くそのミサイルを消耗させる作戦であるとも聞く.そういった武器弾薬の補充も無限に続けられるわけでもなく、また、ロシア側も攻撃に使用できるミサイルが尽きかけているため、対艦ミサイル等の海上で使用するミサイルも使用していると伝えられ、お互いに消耗戦に突入している.更にロシアは、兵士も使い捨てに及んでいるようで新たに投入している刑務所等からの志願兵を鉄砲玉のように前線に送り出していると聞く.そこで生き延びれば減刑されるのだから命がけで突入しているのだろうと思う.また、逃げれば銃殺されるのだから行くも地獄下がるも地獄という悲惨なことになっている.プーチンのその悪魔のような所業もロシア国民にとって非常事態だから許されるということになっているのだろうと思う.そうでなければ国内で反乱が起きてもおかしくないだろう.

 

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 ロシアのオリンピック参加問題、スポーツに争いごとを持ち込まないとの理念からロシアの参加を認めるべきだとの方向らしい.この辺り戦争の当事者同士が競技に参加することになるため世界が注目するところになる.ただし、ロシアの参加が認められれば一部の国がボイコットする可能性もあり、平和の祭典と言われるオリンピックの存在意義が問われることになる.

 以前、日本もソビエトで行われたオリンピックをボイコットしたことがある.ソ連アフガニスタン侵攻が原因だった.戦争はやはりそういったことに影を落とす.

 

 国連もそうだが世界或いは国際と名がつく機関は、そういったことに徐々に無力になってきていると感じる.

ロシアは負けないだろう

 晴れ、気温はマイナス10度.今日も厳しい寒さが続く.

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低気圧も徐々にアリューシャン列島に進みつつあり冬型の気圧配置も弱まる予定.しかし、一端収まってもまだ冬は終わらない.

 

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 この会合に参加しているわけではないので彼の発言がどういうものだったか詳細は判らない.彼が言うようにロシアが国として負けを認めることは無いと思う.今のウクライナ戦争の現状では、ウクライナがロシアに攻め込むことは無いしNATO軍もロシアに攻め込むことは無い.そういう意味でロシアは完全に負けることは無い.彼が言うようにロシアが完全に敗北をするようなら世界はその後混乱するのは明らかである.

 しかし、世界が混乱せず助かる唯一の方法は、ロシアが今の状況で停戦に持ち込むことである.ロシアも攻め込んだウクライナ領土を返さなければいけないと思うが、これ以上戦争が長引けばロシア国内が持たないことはプーチンも承知だと思う.引くなら今だろうと思う.

 そういうことを森元首相が思っているのなら彼の言っていることは概ね理解できる.ただし、彼の言っている日本の外交方針についてロシア側に付けば、強力な軍隊が攻め込み相手の領土を分捕ってもそれは許されるということを認めることになる.それは、例えば中国が沖縄まで占領した時、日本は中国の軍備力を認め素直に領土を明け渡しなさいと言うも同然である.

 

「ロシアは負けないが、このままだと世界が混乱する.それを防ぐために日本はウクライナとロシアとの和平交渉の仲立ちをすべきである」というようなことを彼には主張して欲しかった.

 鈴木宗男氏もそうだが、今までのロシアとの交渉役として活躍したが故にロシアの肩を持ちたがるのは止む負えないが、ロシアを全面的に擁護することはやはり国際秩序を乱した当事者であり国力で遥かに勝る国が行う行為ではないとロシアに反省を求め平和的解決方法に尽力を注ぐべきだと思う.ロシアが全面的に正しいという言い方では反発する人たちも多いだろう.

 

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 このニュース、犯行グループが「振り込め詐欺オレオレ詐欺」を実行していたグループと同一ではないかということである.まだ、逮捕に至っていないが、詐欺を働いていたグループが拠点としていたのはフィリピンであった.そこから電話を掛けることで日本の警察の捜査から逃れようとしていた事実がある.詐欺の片棒を担ぐ人間が日本国内に大勢居り、捕まっても人生に何ら変わりは無いと思う人間がいるということである.

 多くの事件で受け子は、指示役から指示を受けて犯行を行ったと言い主犯ではないと言い張る.そのため逮捕されたとしても重罪に問うことはできない状況である.そういった犯罪予備軍の彼らを新しく法律を作り重罪にすることも可能だろうが、そういう犯罪予備軍が多量にいるとしたらやはりそういった予備軍を正しい道に更生させる何らかの方法を考えないと何時まで経ってもいたちごっこになる未来しか予想できない.

 犯罪をなくす社会を作ることは社会の責務だと思うしそれを作り上げていくしかないが、そういった社会に近付くには中国のように国民を一人一人監視する社会の構築に近付くような気がする.その辺りの匙加減は難しい.

 

 

レオパルト2

 曇り、気温はマイナス12度.道路を歩くと鳴き砂のように雪道がキュキュと鳴る.寒さを音で感じる.

 

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 ドイツがウクライナにレオパルト2の供与をするようだ.しかし、これがウクライナ戦争のゲームチェンジャーになることはないだろう.あくまでも首都防衛のための兵器との位置づけだろう.

 今までロシアは最新鋭の戦闘機を戦場に投入してこなかったが、もしキーウを攻め落とそうとするとミサイルと最新戦闘機及び爆撃機を投入してくるだろう.そうなれば戦車も役には立たず、更に破壊されてしまう可能性も出てくる.戦車が役に立つとすればロシアが戦車と歩兵で攻め込んできた時の盾となる役割になるだろう.ゼレンスキー大統領は、首都キーウが陥落すればウクライナも終わると考えているのではないだろうか?引けば負けを認めたことになると.

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 アメリカもドイツが戦車を供与すればこれ以上出し渋ることはできない.これも一つ前進だが、多くの報道でウクライナ国内の川にかかる橋が戦車の重量に耐えられないのではないかという話が出ている.もしそうだとするとやはり今回提供される戦車は首都防衛のための用意ということになる

 

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 昨日の夜は、各地で雪が降り道路や鉄道は渋滞と運休しているとのニュースが流れていた.何時も殆ど雪が降らない地域では車の殆どが一年中夏タイヤを履いている.そのため、今回のように急に雪が降ると夏タイヤのまま走行することになる.

 道民なら当たり前のことであり、何故雪道を夏タイヤで走行できると思っているのか驚くばかりである.気温がそれ程低くなく道路に積もる前に融けてしまうこともあるので日中は夏タイヤでも走行できただろうが、夜間気温が下がるとたちまち道路はアイスバーンになる.そうなればスタッドレスタイヤを履いていてもスリップすることは多くの道民は知っている.だから雪が降る前に殆どの車がタイヤ交換をして冬に備えるのである.とはいってもすべてが完璧ではなくやはり冬のスリップ事故も多いので、慣れているからと言って安心していると痛い目に会う.慣れないのもダメだが慣れてしまうことの恐ろしさも同時にあるのが怖いところである.

 

 今日も寒さが厳しく、不要不急の外出は制限されているが、この寒さもあとひと月もすれば終わりを迎える.寒さがあればその先に暖かさが必ずやって来るこれが四季の素晴らしいところでもある.その中にやはり困難も付き物だけれどもそれが当たり前と思うことも大切である.

 

押しては引くの繰り返しが必要

 曇り、気温はマイナス14度.夜中にサラサラ雪が20cm位積もり朝から除雪作業になった.日中も少し降る予報なので除雪が大変である.

 

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ウクライナ戦争は、戦場が南北に広がっているためどこかに軍を集中すればどこかが手薄になる状況に陥る可能性が高い.

 現在、ロシア軍はドネツク州に主力(ワグネルを含む)を集中しているとみられウクライナ軍も撤退を迫られている.

 その中でロシア軍が比較的手薄と見られる南部に向けてウクライナ軍が侵攻している模様でウクライナ軍が優勢と伝えられている.

 領土を守るために戦うウクライナ軍も占領した領土を守ろうとするロシア軍も一機に消耗戦に陥っている可能性もある.

 そのため玉砕を避けるため安全な地域まで引くのもこれからの戦いの中では必要なことである.お互いがそういう戦い方をするなら先に書いた兵力及び武器が尽きたほうが負けということになる.

 

 今後の戦い方であるが、2月にロシアは友好国のベラルーシ側からウクライナの首都キーウを目指して攻め込むとの説が流れている.地図を見るとベラルーシ国境から首都キーウは極めて近い.そこで大々的な攻撃をするならお互い大きな被害を生むし戦場をウクライナ国内に留まることは無くベラルーシ、ロシアどちらの領土内にも攻撃が行われる可能性が高くなる.

 そこで考えられることはロシアが自国或いは友好国の領土を攻撃されたとして首都キーウに核爆弾を投下する可能性が出てくることである.ロシアにとって自国民の生命を守るために止む負えない攻撃であると世界に主張できる.

 核爆弾による攻撃はこの戦争のゲームチェンジャーになりうる.その後のロシアへのアメリカ、EUの対応であるが、やはり自国への核ミサイルの攻撃を恐れるため大きな攻撃を仕掛けることはできなくなるだろう.何故ならロシアは自暴自棄に陥った状態と言えるからである.

 ではそれを防ぐ手立てがあるかというとウクライナは今の状態を長く続けるしかない.自国への被害は大きいかもしれないが今のような戦い方を続ければロシアも間違いなく消耗する.大きく勝たなくとも良いので相手がズルズルとこの戦いを続けなければならない状況を作り出すことである.

 この戦い方は、アメリカとベトナムが戦ったベトナム戦争が手本になる.あの当時、アメリカは圧倒的火力でベトナムを叩けば相手は降伏すると考えていた.そのため、戦い方が大雑把であった.そのため戦いが長引き決して相手が降伏しないと知ると自国の兵士の犠牲とその戦争に掛る戦費の巨大にアメリカ国内が慄くこととなった.ウクライナベトナム戦争に範をとってゲリラ的戦いをするべきだろう.相手が押してくれば引き、相手が下がれば攻撃するを繰り返せば徐々にではあるが兵力及び武器が足りなくなってくる.大きな戦火を上げることは不要で小さな抵抗を続けるしかない.ロシアも大きく負けていなければ戦争を続けるしかないその辺りの駆け引きが重要になるのだろう.

 今回のニュースを見て思うのは、どちらが消耗しないで戦えるかが勝利を左右するだろうということである.

王将戦 第2局 羽生9段勝利

 晴れ、気温はマイナス17度.風が吹かないのと放射冷却でもの凄く寒い.

 

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 この後、北海道上空を低気圧が通過していくため晴れから曇りに代わっていく.週中ごろには西高東低の冬型の気圧配置となり天候は悪化していくものと見られている.

 

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 昨日、王将戦の第2局が行われ、羽生9段が勝利し1-1のタイとなった.第3局は今週末行われる予定でタイトル争いは面白くなったと言える.

 羽生と羽生以外と言われる長い間将棋界を背負ってきた将棋指しであり時代の代名詞で有った.それと入れ替わるように藤井王将が台頭し時代は将棋界は藤井と藤井以外という形に今ならんとしているところである.その時代の変わり目に両棋士が対決するこの王将戦は注目の的である.

 第1局目は先手の藤井王将が見事な差し回しで勝利を収めたため、王将戦もストレートで勝利するのではないかと予想されていた.しかし、大勢の将棋ファンはストレートの勝負ではなく羽生9段との熱戦を期待していたので、第2局で羽生9段が勝利したのを見て喜びの声が上がった.

 現状では若手の藤井王将を応援する将棋ファンは多いかもしれないがその藤井ファンでさえ熱戦を期待している.ある意味王位の禅譲を求めたタイトル戦の位置づけなので歴史に残る名勝負を期待しているのだろうと思う.

 

 

消耗戦が続く

 曇り、気温はマイナス8度.予報では道内全ての地域で大荒れの天気という予報だったが蓋開ければ何のことは無い荒れ模様だった.すこし肩透かしを食ったような気分である.それでも大荒れで交通網がマヒしてどうにもならないという状況ではないのは良いことである.

 

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 戦争が始まった時、アメリカ、EU各国はウクライナに対して武器の援助を開始するとともにロシアに経済制裁を加えることで早期の戦争終結を望んだわけである.しかし、その願いもむなしく戦争は終結せず今も続いている.

 その中で各国は、世界経済の不安定さもあり国民の我慢も徐々に不満に変わってきているようだ.このままでは何時まで経っても戦争が終わらず援助を継続するのも困難になると予想され、更にロシアがこのまま盛り返しウクライナが占領されるようなことになればまず国境を接するEU各国に影響を及ぼすことになる.

 それを避けるためにはここで大きな武器供与で何としてもウクライナに勝利を収めてもらいロシアが降伏することを望んでいるわけである.

 もし今回の武器供与でも戦況が変わらなければアメリカ及びEUの立場が微妙になる感じがする.それは世界の均衡が危うくなるということだからである.ロシアはこの戦争後、アメリカ、EUが友好的でなくても国家として自分達の信念を貫き通すことができれば何も怖い物は無い.更にアメリカ、EUと距離を置こうとする他の国たちも自分達の好きなように争いを開始することだろう.

 今まで何となく力を発揮していた国連も今回の戦争でそれ程強力な機関ではないことが公になったことだし.世界平和を仕切る機関や国は存在しないことが明らかになる.

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 一時優勢が伝えられたウクライナ軍も徐々に戦争遂行能力に不備を来し始めているような気配である.ロシア、ベラルーシとの国境全てを守るには兵士も武器も足りないのは当然である.ロシアも同様に戦線を広げているため同じような状況なのだが、ロシア国内がミサイルなどの攻撃を受けていないという有利さは大きい.この辺りの鬩ぎあいは時間が経てば経つほど有利不利が目立つことになる.

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 戦争を有利に進めるのには戦略も必要である.その戦略の良し悪しで今後の戦況が変わるのは今までの戦争と同じである.このまま続けば続くほど色々な物が失われてしまう.できることならお互いが引くことを選択することも必要なのだが、それができる状況ではないのは間違いない.

 

犯罪社会

 晴れ、気温はマイナス1度.夜中の雪で外は一面の銀世界になってしまった.町全体が冬眠したかの様である.これからも厳しい寒さは続いていくのだろうと思う.

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この後は、夜に北海道の上空を前線を伴った低気圧が通過するので全道的に荒れた天気になる.外出する時は猛吹雪に注意しなければならないところも出てくるだろう.備えあれば患いなしの通り急用でない場合はおとなしく家に籠っている方が良いだろう.

 

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 この事件、ストーカー行為を行う男性の執着心は恐ろしいものがあるということである.その心の奥底にある殺意のような危険な思いは、男が持つ本能的な支配欲というのも関係しているのだろうと思う.

 今回のようなことが起きると警察の保護体制が十分ではないという批判が出てくるが、実際に事件を起こしていない限り警察に強い強制力はない.さらに今回は「県警から貸与された110番通報装置を使っていなかった。ボタンを押すと位置や使用者の情報が警察に伝わる仕組」が有ったが急な襲撃で使う間も無かったようだ.もし、もっと強化するというなら、ストーカー行為を行っている者にGPS装置を装着させ半径500m以内に近付いたら被害を受けている人に通知が届くというような仕組みを作ればよいと思う.ただし、GPS装着には人権問題が当然発生するためその配慮は必要になるのだろうと思う.

 結論から言えば今のストーカー規制法の仕組みでは今回のような過激な容疑者に対しては無効であるということである.効力が発生するのは相手が一定の社会的分別がある場合だけではないかと思う.このままの運用ではまた同様の被害者が発生する可能性が高い.

 

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 この事件、「狛江市駒井町の住宅を「この家が強盗にねらわれているのではないか」という千葉県警からの情報提供を受けた警視庁」ということである.何らかの名簿が情報として裏社会に流れているということである.見ず知らずの人間に標的とされているというのは恐怖でしかない.今回の被害者も自分がそういう対象に上がっていることなど知らなかったはずで恐怖しかなかっただろう.

 道内でも去年から電話による詐欺事件が増えており確実に被害は広がっている.その被害の増加もこういった標的になる家としてアナログではなくデジタルのデータとして流通していると最近言われている.以前なら、家の外のどこかの場所に印が書いてあるという話があったが、そういった情報を集める専門の人間が居り全てを紐づけることができればその家庭の情報は筒抜けである.

 実際ネットのアンケートなども家族構成、年収など細かく聞いてくる場合がある.また、クレジットカード、ポイントカードの類もそうである.そういった情報が使われてしまえば自分で標的にされる条件を増やしているようなものである.特に一軒家などに住み住所を変えないような人であれば危険である.ネットに流れてしまえばそれを電話番号、住所などで紐づけてしまえば国勢調査同様の濃密なデータベースが完成する.今、マイナンバーなどに反対している人たちも既に自分の情報は隅々まで漏れている可能性がある.一度そういった情報のデータベースが完成すれば永久的にネットの中から削除するのは不可能で、ある意味情報化社会の利便性の反動ということになる.

 こういった技術の最先端を行く中国では政府に個人情報は筒抜けになっている.そういった監視社会がすでに出来上がっている.日本で国より早く犯罪組織が自分達の都合の良いシステムを構築しているとしたらと考えると恐ろしい話である.このまま放っておくと間違いなくそうなるだろう.