小惑星が衝突する話題。

2004年12月24日 asahi.com
23日、AP通信が伝えた。この小惑星は今年6月に発見された「2004MN4」。
という記事を見て、検索をかけてみると同様な記事が引っかかってきた。
そういえば、このニュース一時期話題になったのではないだろうか?でも直ぐに衝突しない事が明らかになり、人の記憶から消え去ってしまった。
2002年7月25日 asahi.comの記事
米ハーバード・スミソニアン宇宙物理学センターなどは24日、極めて低い確率ながら、2019年に地球と衝突する可能性のある小惑星が見つかったことを明らかにした。長径が2キロあり、もしも衝突すれば約6500万年前に恐竜を絶滅させたとされる小惑星衝突のような壊滅的打撃を与える恐れがある。

 小惑星は9日に米国内の天文台が発見。暫定的に「2002NT7」と名付けられた。

 小惑星が地球と衝突する確率は、観測が重ねられて軌道計算の誤差が小さくなるに従って縮小するのが通例で、NT7に関しても23日時点では7万5000分の1だったのが、24日には600万分の1に修正されている。

ただこの種類のニュースを目にするとき思い出すのが、以下の事由である。

6500万年前、地球に巨大な小惑星衝突した。これによってもたらされた壊滅的被害は、衝突地点である北米のみならず、はるか遠い場所にまで広がっていることが、ニュージーランドの科学者を中心とした研究グループによって明らかになった。
今回のニュージーランドでの発見は、6500万年前の小惑星の衝突により、全地球規模で森林破壊が起きたことを示す初めての証拠となる。それと時期を同じくして恐竜は絶滅し、地球は白亜紀から第三紀に入った――この境目はとくにK/T境界と呼ばれている。


 観測技術の進歩が、地球に衝突する可能性のある小惑星をより多く発見できるようになり、このような観測結果が今後も新聞に載るだろう。
 
 自分もそうなのだが、このようなニュースを目にして思うことは、『人類滅亡』というものである。
 6500万年前に恐竜が絶滅したように、人類も同じ道をたどるのではないないかという事である。このような災害は、自分のこのちっぽけな力では如何ともしがたいところがあり、悪く言えば他人事に近いものがある。
 もし、それが避けられない運命だとしたらそれを甘んじて受けなければならないと思っているが、現実に直面したら考えが変わっているかもしれないのは正直なところである。
 もしそうなったら、映画のように上手く惑星を破壊できればと思うのだが、如何せんそんそんな事に携わることはないだろうから、もしそういう計画があれば、上手く行くようにお祈りしようと思う。

 科学の発達は素晴らしい、惑星が衝突するかどうかが予想できるし、SFみたいだが、それに対応しようという考えも生み出す事ができる。
 それが、人と恐竜の違いかもしれない。遥か過去の恐竜は、惑星が衝突する時、その事も知らずに草を食べるか寝ているかしていたのだろうか。
 
 一瞬でこの世から消え去るのも悪くないかもしれない。