洞窟探検の件

今回の事故でなくなられた中学生4人のご冥福をお祈りします。

 この事故で思い出すのは、学生の頃に川で泳いでいて、深みにはまったことがあった、そのときはすごく冷静でどうすれば自分がこの危機から逃れられるかを考え難から逃れる事が出来た。でもそこで間違った判断をしていたら今頃この世にいなかっただろう。多くの今を生きている大人たちの小さい頃多少の経験があっただろう。遊び場であった木の上のような高い場所や、川のそば、そういった子供の遊び場には危険がつき物だった。
 
 そこで今回の事故を教訓に、そういった防空壕などの調査を一年繰り上げて行うようである。
 
 それを考えた大人たちは、自分の子供の頃を忘れてしまったのだろうか?防空壕にふたが如何に無効な事かあの頃に戻って考えたらわかる事だろう。
 
 そんな事よりも、洞窟で火を燃やせば、酸欠、一酸化炭素中毒になる事を教えることのほうが大事ではないだろうか?或いは、土を掘っただけのトンネルは崩落の危険があること。
 
 自分も小さい頃雪山に横穴を堀、洞窟つくりをした。雪の質によりトンネルが崩落し生き埋めになるといった経験もした。それはたいした深さではないため事故にはならなかったが。高い木に登り落ちそうな経験もした。2Bと呼ばれる花火で手にやけどをしたこともある。

 事故は、絶対防げない。高い木を切り、全ての川にフタをするのは不可能だ。では事故を防止するための方法は?ときかれれば「ない」と答えるしかない。

 事故の当事者には本当に気の毒なのであるが、自然の中に暮らしていて事故にあわないように生活するのは不可能である。せめて身を守る方法は、危険な目に会ったらどのようにして生き延びるかという方法を学ぶしかないと思う。

 ゆとり教育が、無くなるのだとしたらその時間そういったサバイバル(救急救命の知識を含む)教育を取り入れて欲しい。