札幌の今後の戦いは?

少しのOFFの間に、札幌にとって、いえ、私にとってのビッグニュースが飛び込んで着ました。

 FWに、水戸に所属していた、デルリス選手が加入したというニュースです。
 
 前期2戦あった水戸戦での、デルリス選手の印象は特になし、CSで見た試合も、札幌の不甲斐なさだけが記憶に残っており、しかもビールを飲みながら見ていたので途中で寝ていたような気がする。

 厚別であった試合も、TVをチラ見していたので、特にデルリス選手の印象はない。

 でも、素晴らしい選手のようだ。J2の前半17戦で8得点。今のうちでは願ったり叶ったりの選手である。このままの勢いで札幌で得点を稼いでもらえれば本当にフロントはgood jobである。少し不安なのは、途中加入で他の選手との連携が取れるかどうかである。

 ずーと、補強、補強といい続けてきた自分としては、一先ず今後の展開を期待している。
 デルリス選手は、テクニックもあるようなので、他の選手もその動きの質を盗んで欲しい。もう真似の出来ない年齢に達した選手もいるだろうが、真似の出来る或いはそのテクニックを盗める年齢にいる、上里選手や野田選手、石井選手などは、是非良いところだけを吸収して欲しい。更にユースの選手も球を扱う技術などを直に見ることが出来るのだからこれを教材として進歩して欲しい。

 本当に刺激となって、チームに化学反応が良いほうに起こる事を願っている。

それと、まだ補強資金が残っているのなら、是非MF、DFをもう一枚ずつ獲得できないだろうか、せめてどちらか一枚、それが当たりだとしたら、J1昇格も夢では無くなってくる。
 昇格がまだ早すぎるという人もいるだろうが、北海道にJ1のチームが来ていたからこそ今のユース世代の成長があると思う。J2でもそれなりの盛り上がりがあるのだけれど、J1での試合内容と比べると開きはあるのが現実である。
 今、J1に昇格したとしても、直ぐJ2に落ちてきたら同じじゃないかというのは御もっともであるが、J1にいたから、山瀬選手や今野選手が成長できた思う。自分達の前に壁とも言えるライバル選手達がいたから超える努力をしてきたのだと思う。
 
 目の前の山が低ければ、いつでも超えられると思い油断して壁に当たっているのが1年目2年目の選手だと思う。もし山が高ければ、やる選手は努力し続けるだろう。もし超えるが無理だと思えばあきらめもつくと思う。

 でも、プロサッカー選手になったからには、国外移籍、W杯出場など大きな夢を持ち、夢を実現させてもらいたい。
 小さな夢しか実現できないであろう自分がこんな事を言うものなんだが、きっと選手達がその夢を実現するのを見ることが翻って自分の叶う事の出来なかった夢を見さしてくれるのだと思う。
 コンサドーレがその大きな夢のpowerを受けて、北海道だけではなく、日本の代表的なクラブチームになることを願っている。