最近の出来事についての雑感

紀宮様御結婚」

 昨日(11月15日)の最大のニュースは、天皇陛下の長女である紀宮様の結婚であった。皇族から市井の人になり、黒田清子さんになった。

 一般の人になったのだから、こちらが心配するような事ではないのだが、料理や洗濯は大丈夫なのだろうとか、一公務員の妻で送る今後の生活はどうなのだろうかとか、庶民の感覚で言えば興味はあるがそれも2,3日で終わるのは間違いない。

 また結婚式に、天皇皇后陛下、東京都知事が出席する結婚披露宴は、きっとその場に居るだけで緊張するだろうと思う。まあ当然そんな機会は無いと思うが。

 あと、披露宴の天皇皇后陛下の様子が、普通の披露宴の新婦の両親という風情で何か安心した。

 お幸せに。

「ジャンボ尾崎」

 あのジャンボである。私もたまに北海道で開かれたゴルフ大会に観客として行くことがたまにあるのだが、そこで見たジャンボはオーラがあった。
 日本のゴルフ界で何度も賞金王になり活躍した人が、借金で身動きできなくなってしまった。バブルの頃には確かにあの大邸宅でシーズン前のキャンプをジャンボ軍団を集めてやっていたり、クラブもジャンボモデルなどがあり、スゴかったのを思い出す。自分ではとても使いこなせる代物でなかったが。

 バブルがはじけ、成績も振るわなくなった頃から、借金の噂はあったので、とうとう此の結末を迎えたかというしかない。
 それにしても、ゴルフだけしていればと思わないではない。取り巻きが悪かったのか、それとも自分にビジネスの才能が無かったのか。

 あともう一つ残念なのは、全米プロなどの試合に出て一位になれなかったことか。

「コンサドーレ」

 とうとう今季のJ1への昇格は、9分9厘無くなってしまった。そうすると残りの試合は、当然消化試合、或いは来季を見据えた選手起用ということになる。
 そのスタメンから外れた選手は、来季はコンサドーレにいないということである。あるいは、スタメンに名を連ねていても、シーズンオフには、移籍という事もある。
 プロ選手であるから、移籍や解雇はつき物だが、昔から見ていた選手には愛着があり寂しい気持ちになってしまう。
 また移籍先で活躍するする選手を見るのもうれしいのだが、もしまだコンサドーレにいてくれたらどんなに良かっただろうと思うときもある。

 確かにスパースターだけを集めたチームになれば、直ぐにでもJ1に昇格は出来るだろうし、J1で優勝するのも夢ではない。
 しかし、自分の求めているチームは、おらが町、村の選手や、コンサドーレで育った選手いるチームである。きっといつかそんなチームでJ1で優勝する事を願っている。
 そうなれば非常にうれしい。

「最近の若者の事件」
 
 また大きな少年犯罪が起きてしまった。母親を毒殺しようとした件や、同級生を殺してしまった件、きっと自分が高校生の時にも同様な事が起こっていたかもしれない。
 きっと今も昔も変わらないのかもしれない。
 犯罪を犯す、犯さない人の区別は明確につけれないに違いない。かくいう自分も、スピード違反で捕まってしまった。

 日頃、モラルがどうのこうのと人を批判してえらそうにしていてもルールを守らない事があるのは事実である。もしかしたらその延長線上に歯止めを失った自分がいて、犯罪をおこしていないとも限らないのである。

 こういった犯罪が起こると、若者の食生活が悪い、学校教育が悪い、家庭環境が悪いといった理由のこじ付けが登場してくる。犯罪を犯したものも、自分のおこなった行為の理由を他のものに求めてくる。それはフェアーではないし、それが真実ではないと思う。そこには犯罪を起こそうと思った自分が必ず存在したはずだから。
 また、こういった話題も適当な解説が一般の論調となり、事件が解決したと思ってしまう。実は何も解決していないのに。

「日米同盟」

 ブッシュ大統領が本日から、日本訪問中である。幸せそうである。小泉首相も幸せそうである。きっとあのあの笑顔の裏で、泣いている人がいっぱいいるのだろうなと思った。それだけである。