東京V vs 札幌 CS

ゴールデンウィークが始まったというのに、TVの前でコンサドーレのゲームを見ている自分は負け組みなのだろうか?

結果 2-0 完敗

見ていて悔しくなってしまった。ヴェルディの勝とうという意気込みの前に、札幌の決定力の無さが勝敗を決してしまった。

決して東京Vが強かったわけではない。ゲームに入った15分が全てだった。あの勢いに負けてしまった札幌は、先制点を入れられると攻めてが中々見つからない。相川、清野選手が前線でボールキープできない状態では、得点の気配さえなく前半が終わってしまった。

清野選手の動きを見ていると不調の原因がわかる。オフザボールの動きが悪いのだ。相手と同じ動きをしていては、見方もパスが出しにくいし、ポストのボールも狙われてしまう。それが不調の原因だろう。相川選手は、ヘディング時の頭の振りが悪いように思える。そのため何時もボールが上がってしまう。この点に関しては、それぞれ個人に得意な形があるため一概に言えない部分であるが。

後半、何時もどおりヴェルディの動きが止まってくる。このときの攻勢時に得点を入れられなかったのが全て。逆にボールを奪われてのカウンター一発で沈んでしまった。

後半の絶好機にFWがゴールの枠に入れられない時点で、見ていて勝てないと思ってしまった。あれだけ後ろから良いボールが入る。こんな美味しいことはFWにとって無いだろう。その一蹴り一蹴りが自分のためになるのである。ここで決めて行けば、代表に選ばれるかもしれないし、ビッグチームから声が掛かるかもしれないのである。その重要さが札幌のFWは解っていない。外しても平気な顔をしていられる精神が情けないのである。ここで失敗していてはサッカー選手としての活躍の場が無くなってしまうということを忘れるべきではない。

今日のDFは、2点を入れられてしまったが、合格点だろう。

フッキ選手しかFWと呼べる選手がいない札幌。しかし、まだ若い。もし本当にJ1に今季昇格を考えているなら、やはり点を取れるFWが必要だということが良くわかった。点を取らない選手が前にいてもゲームの邪魔である