後J2は、残り1ゲーム。そして天皇杯もまだ試合が残っている段階でありながら、何やらスポーツ新聞(道内版)ではちらほら次期監督候補の名前が上がって来ている。
その監督候補の名前を、新聞が勝手に取り上げて報道するのは構わない。そのニュースの多くは、間違っている事が多々あり、その中に一つの真実が含まれているときもある。
ゴッシップ記事だと思えば腹も立たない。しかしだ、よりによってニュースソースが、HFCの社長になっている。
この人本当に社長?まだ残りの試合があり選手の事を考えればそんな事を軽々しくしゃべるか?普通は黙っているだろう。お金が無くて来年は予算縮小と暗い話題が多いから少しマスコミに向けてのリップサービスのつもりなんだろうけど、サポーターやファンにとっては雑音にしか過ぎない。
全部の日程が終了してから話しても良いだろう。それに候補に挙がっているのが、まだ任期途中の大宮の三浦監督らしい。
あちらもまだ次期監督が正式に決まっていないのだから、チーム間の仁義として許される行為ではないと思う。この報道によって三浦監督の立場が怪しくなる場合もあるだろう。
シンジラレナイ(by ヒルマン監督)
それにしても、毎年のこと、HFCはこの次期に来ると迷走する。それが弱小チームの悲哀なのかもしれない。
これが上手く行かなければ、HFCそのものの存続の危機が来るというのに、能天気な軽い発言だと思う。
組織も固定化すれば中身が劣化してくるのは世の中の常。そのため生き残りをかけた企業は絶えず新陳代謝を行おうとする。それが出来なければ、三菱自動車のように社運が傾きかねない。
三菱グループという支えがあればこその三菱自動車であるが、もしHFCがその状況に陥ったら解散するしかあるまい。
12月2日は今季最後のJ2の試合である。少なくともそれまでは、監督や選手の話題はなるべく水面下で進めてそれに関してHFCの関係者は口をつぐんでいるべきだ。