札幌 vs 草津 CS

出張の為、録画で観戦。

結果を知っているため、それほど面白くないゲームである。

草津は、札幌にとって相性が良い。草津のプレッシャーがあまりきつく無い性である程度ボールが持てる展開となる。しかし、それも前線でボールが持ててなんぼ。今日は、フッキ選手の代わりに久しぶりの相川選手だった。石井選手とのコンビでどれだけボールをキープして攻めることが出来るかにかかっている。

風上にたった前半。相変わらず札幌の選手にゴール枠内のシュートが無い。枠内に飛んでも危険なシュートは無い。草津もゴール前を体を張って守る。
札幌の守備は相変わらず緩い。人数がいるのに抜かれてしまう。草津の選手の決定力さえあれば、確実に得点されてしまうような状況である。

途中、フッキ選手とガールフレンドのツーショットを抜かれていたが、少し見ているほうが照れてしまうような微妙な感じ。

前半、砂川選手の動きは良かった。和波選手も上がってチャンスを作るが、ラストの精度が相変わらず低く、そのあたり何とかならんのかと思う。

0−0で前半終了

後半開始早々、草津の選手がゴール前に上がり、それを目掛けてボーが入る。それが、キーパー林選手の目測を誤らせ、先制ゴール。際どいところに入ってしまったが、これをカバーして何ぼではないだろうか、加賀選手との呼吸が悪い、もう少し前で競れればと思うがこればかりは、選手個々の意識の問題。
その後、勢いに乗って攻める草津。簡単にボールを奪われる札幌。どっちが上位という雰囲気。

今度、日本代表の監督になったオシムさんの言葉ではないが、考えてボールを動かしていない。攻撃は全てロングボール。動き出しが悪い、連携は悪いでは、得点が入らないのはしょうがない。

53分に、石井選手が得たラッキーなPKを砂川選手が決め同点。こういうことがあるのもサッカー。少し草津の士気が下がったため札幌が攻め始める。そして惜しい砂川選手のミドルがバーにはじかれる。
その後は、一進一退。両方とも中盤のプレスが 利かないためお互いゴール前にはボールを運べる。
金子選手に代わって上里選手が入る。

草津の攻めは、ワンパターンで有るが、札幌のDF力が弱いため簡単にピンチを迎える。

石井選手に代わり中山選手。

中山、相川選手の2TOP。これで点数が入るのか?少し不安。

それが不思議なことに中山選手のヘッドが決まり2−1勝ち越し。ロスタイムに突入。
そして、草津に同点弾。ノープレシャー。あれでは、得点を入れてくれと言っているようなもの。今日は草津のゲーム。札幌の得点は、何となく入ったようなもの。引き分けが妥当である。

またチームの勢いは、下降。このまま低空飛行になるかどうかは、次のヴェルディとの試合の結果が決めるのか。次節目が離せない戦いになりそうである。