熊本の慈恵会病院で年内にも設置するといわれている試み、賛否両論があると言うニュース。
当然賛否はあるだろう。もし反対の意見の多さに病院側が設置を取りやめたのなら、単なる宣伝行為と非難されるものだろう。
自分は、この試みに基本的に賛成である。心配されている子供を育てる行為の放棄というが、そんな親は少ないのではないかと思う。
逆に子供を満足に育てられないにもかかわらず虐待して子供を殺してしまう親等は、預けていた児童相談所から子供を引き取って行うくらいだからである。
子供を捨てる親は、子供を虐待、養育放棄する親の何割しか満たないと思う。
その何割かの子供の命が助かるならそう言った子供を引き取る機能をどこかが果たさなければならない。
もし可能なら、全国の都道府県に必ず一ヶ所有れば良いのではないだろうか。
そして、子供を産めない夫婦に里子に出し、育ててもらえればと思う。これは確かにいろいろな価値観があり、素直に受け入れられるものではないだろうが、そういった仕組みが機能しなければならない。最近話題の代理母よりは倫理的に良いものだと思う。自分たちの遺伝子を残したいと言うだけのために子供をつくるよりも。
