カラス

今日は、朝から雪が降り続いている。少し積もりそう。

 
 最近、街中で見るカラスの数が減っているように感じる。冬の寒い間、餌にありつける場所がかぎらられているためどこか別の場所に移動しているのだろうと思う。そのためか、朝カラスの泣き声を殆ど聞かない。

 最近コンビニが一軒廃業したのだが、その2階に住居部分があり、道路に面した部分に窓があるのだが、そこに毎朝カラスが止まり鳴いているの見かけたものである。
 普通窓についた小さな柵に止まり鳴かないものだと思うが、そのカラスは執拗に鳴き、更に窓ガラスを執拗に嘴でつつき始めた。あまりの凄さに立ち止まって見上げてしまった。

 その店は、食品を売っているため、毎日ゴミを出していた。更に専用のごみ箱があるのだがそこには出さず、道路脇に出していた。そのゴミ袋をカラスが漁りゴミを撒き散らしていたのは何時も見ていた。そのためその場所を縄張りとするつがいのカラスが電柱に止まり鳴いていたのを思い出す。
 
 どうしてあのように嘴でガラス窓をつついていたのか理由はわからない。想像すれば、毎朝あの窓から餌をまきカラスを餌付けしていたのかと思う。しかし、廃業してしまったために住人が居なくなりそれを知らないカラスが餌を催促していたのかなと思った。

 普通、そうでもしない限り、そういう行動は取らないのではないかと思うからである。

 その後、もうそのカラスのつがいを見る事は無くなった。