秋の気配

今日は、9月1日。既に夏が終わり、カレンダーも秋になってしまった。

 朝晩の冷え込みは、熱帯夜のあの時期と違い、毛布なしでは風を引いてしまうような状態である。
 今日の日中は、25度前後になるようだが、もうあの汗の噴出すような暑さではなくなってしまった。それが残念といえば残念である。少し心残りとすれば、あの真夏の暑い最中に海に行けなかった事くらいだろうか。

 9月は、敬老の日秋分の日の振り替えと連休があり、人が出歩く機会が多い。当然、交通量も多く、そう考える1年中人間は移動していることになる。
 もしかすると、移動していないのは、真冬の間だけかもしれない。

 昔、「そんなに急いでどこに行く」というフレーズがあったが、それは、高度成長期のモーレツ社員を皮肉った意味も内包していたが、それは、現在でも通ずる。
 
 少し、何かしようとするエネルギーを少し減じて、物事を考える時間を作ったらと思うが、昔の仕事に対して、今は遊びにかける勢いは半端ではない気がする。

 昔から、読書の秋と言う言葉があるとうり、すこし部屋の中で落ち着いて本を読むのも一考ではないか。