お正月の新聞に出ていた、飲酒運転を未然に防ぐための装置を搭載した車の発表というニュース。まあこれはそもそもがこんな車が考えられるよという次元の話なので実際全ての車に装着されるわけではない。
もし、これが標準で装備されれば車両本体の価格も上げなければならないため、飲酒運転を行わない人にとっては迷惑なものになってしまう。
そもそもこの原因は、飲酒しても運転できる車に原因があるのではなく、飲酒運転して事故を起こす人間にある。そして大元は酒であるので、本当は車で無く酒を飲ませない方法を取らなければ成果は上がらないはずである。
確かにこんな機能があれば万が一の時安心と言うことだろうが、車はあくまで道具である。包丁が危ないからといって刃を切れないようにして売る事は無い。それを使う人間がおかしければそれで人を傷つけてしまう事があるのは包丁のせいではなく人間が原因。
極端な話、交通事故を防ぐには車を売らなきゃ良いということになる。
でも考えるに、身勝手な人間が多いと思うよ。飲酒運転も、自分の運転を過信する一握りの人間が引き起こす行為が他の安全に運転している人間の負担を増やすことになる。何とかならないものだろうか?