きっと、今回の件に関しては、色々なところで話題になっていることだろう。
同じことをただTVを見ただけで感想を述べるなどということは、面白くもなんとも無い。といいながら一言言わずに居られるかと言うことで。
官房長官時代、記者を前にした受け答えは毅然としていてそれなりにまともに見えた。ただ喋り方が、やや舌足らずで幼児語のように聞こえるのが少し気になる程度であった。
そして今回の会見。顔はまさに病人顔となり、うつむき加減のその容姿は、入れ歯を外した老人の顔と見間違うばかりに変貌を遂げていた。良い方に変貌を遂げていれば良いのだがこれ程変化すると気の毒に思える。
それにしても、このような状態になる人を一国の総理大臣としてその椅子に座らせていたこと自体間違っている。
まあ以前から、この人が総理大臣になれるのという人が、時たま存在していたのだから例外というわけでもない。それにしても自民党の派閥力学というのは時たまあらぬ方向に行ってしまうところが難点でもある。
昔を振り返れば、安倍さんが総理大臣に成った頃は、颯爽としていて自身がみなぎりオーラを出していた。それがこのような状態になろうとは誰が想像しただろうか?
会見では、この後もまだ国会議員をやると言っている様だ。やるのは勝手だが、これ程の精神的ダメージを受けたのだから傍から見ればもう辞めたらと言うしかない。
それ程の覇気の無さであった。
このまま行けば、安倍さんも、加藤さんと同じポジションに行きそうである。