今日の名古屋国際女子マラソン大会。
番組の出だしから、高橋尚子選手にスポットライトが当たり、この大会の勝利者の雰囲気をだしていた。
しかし蓋を開けてみれば、10kmくらいで先頭集団から遅れだし始めた。きっとどこか体調に異変があったのだろう。それは本人にしか分からないし、さらに沿道の観衆、TVの前の視聴者は、先頭を走る姿を想像していただけにその落差は非常に大きいとしかいえない。
それは一つの時代の終わりを告げるものでもあった。あの輝いていた高橋選手の走りを見ているだけに残念である。もしかしたら既に4年前に彼女の時代は終わっていたのかもしれない。
彼女の練習先は、アメリカであったためどのような状況であるか日本にいる私達は知る由も無い、それが神話たらしめ、彼女は永遠にトップを走るのだと言う幻想を抱かせ続けたのかもしれない。
それがこういう結果になったことは、彼女にとっても辛い宣告だった日かも知れない。
今後どのような生活を送るのかわからないが、幸せな人生を歩んで欲しいと思う人の一人である。
その後見た、川崎対東京Vの試合。
川崎の強力3TOPに対して、ベテランを補強した東京Vがどのように戦うかを見ていた。結論は、川崎の強力3TOPが上手く機能しなかった。そして東京Vは上手く守っていたし、ベテランがチームを安定させていた。
札幌に来るかと言われていた福西選手も相変わらず汚いプレーをしながら上手くプレーしていた点は、見事と言うしかない。
Jの開幕戦は、これで終わりである。それをざっと見たところ、札幌がダントツで降格候補というのは間違いない。
東京Vのように上手く補強が行ったところと比べれば、札幌は若手を主体にしたため、チームが完成するまでに時間が掛かりそうである。それまで相手チームが待っていてくれるか分からない。
では残りの降格候補は何処かと言われて上げるところが無い。降格しなさそうなのは、鹿島、川崎、浦和である。残りはどこが落ちてもおかしくない。
札幌にとって、J1残留を果たすには、チームワークを高めていくしかない。という結果である。チームで守備をし、チームで攻撃する。そして相手チームに走り負けないそれができるなら番狂わせも起こるだろう。
いま女子ゴルフを見ているが、女子も次々とアメリカに行くだけに今後の人気はどうなるか分からない。
さらに、今日のように上位は韓国人選手ばかりという試合が続けば、男子プロと同じ結果になりそうである。
ただまだシーズンは始まったばかり。この先どうなるか分からないが、タラレバで言えば、この時こうしていればと言うことが今日の時点で始まっているかもしれない。